P2Mの関係組織
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PMAJ(特定非営利活動法人日本プロジェクトマネジメント協会) PMAJは、2005年11月にJPMFとPMCCを統合して誕生した組織で、P2Mを中心としてプロジェクトマネジメント(PM)の研究・普及を進めている。その主要な活動は、両組織の活動を引き継いで、P2M資格に関する試験と認定の実施、PMシンポジウム(年1回、参加者2,000人規模の大会)・例会(月例の研究会)・各種講習会などの開催によるPM知識の研究と普及、これらの基礎となるP2Mの理論研究とその体系化によるP2M標準ガイドブックの改訂・刊行、およびPMに関する主要国際組織(PMI、IPMAなど)とのPM知識交流などである。 ENAA(㈶エンジニアリング協会;旧(財)エンジニアリング振興協会) ENAAは1978年の財団法人創立直後よりプロジェクトマネジメントの重要性に着目して、その研究・普及の活動に力を入れており、1979年より今日まで会員企業向けに「プロジェクト・マネジメント講習会(現PMセミナー)」や関係研修会等を継続的に開催している。この間、PMIとの交流協定(1979)、IPMAとの協力協定(1985)、PMBOK® Guide '96日本版刊行(1997)、JPMFの設立(1998)、PMBOK®2000年版刊行(2003)などPM分野において国内の中心的な活動を支えてきた。P2M標準ガイドブック(初版:2001)は通商産業省(当時)の指導の下にENAAが組織した開発調査委員会によりの開発・発行された。現在も、ENAAはPMAJを支援・協力する関係にあるが、そのPM研究・教育活動は、エンジニアリング産業を中心とした活動に重点が置かれている。 JPMF(日本プロジェクトマネジメントフォーラム) PMの研究・普及を目的として1997年に発足したENAAの傘下組織。ENAAにおけるPM研究・普及で重点の置かれたプラントエンジニアリングだけでなく、当時急速な発展期にあったIT系・製造業・サービス産業などのより幅広い分野での知識普及を目的とした。2005年にPMAJに統合された。 PMCC(特定非営利活動法人プロジェクトマネジメント資格認定センター) 経済産業省の指導で、P2Mに関する資格認定を通じて、プロジェクトとプログラムマネジメントの普及と実践的マネジャーの育成を促進する団体として2002年に設立された特定非営利活動法人。2005年にPMAJに統合された。 国際P2M学会(IAP2M) P2Mの学術的な研究を目的として2005年に設立された。研究対象を主として複雑系社会問題を解決する学際領域に置き、対象課題の全体像に迫る接近手法と問題解決への政策や戦略などの思考法や各種の方法論を重視する。それぞれ年2回の研究発表大会と学術雑誌「国際プロジェクト・プログラムマネジメント学会誌」の刊行により研究成果の発表を行っている。
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