M1スーパーシャーマン
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「M4中戦車」の記事における「M1スーパーシャーマン」の解説
フランス軍が使用していた中古のM4A1(76)WおよびM4A1E8を、イスラエルが60輌(250輌程度とする資料も有る)買い取ったものが、それまで使用していた75mm砲搭載型との差別化のため、搭載砲が76mm戦車砲M1であることからこう呼ばれた。第二次中東戦争に投入された当時は、足回りがVVSSのものとHVSSのものが混在して使われているのが確認できる。これらは後に全てHVSS化され、さらにM51に大改造された。M51に改造されずに残った一部の車両は、第四次中東戦争時にドーザーブレードを装着した支援車両として使用された。
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M1スーパーシャーマン
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「スーパーシャーマン」の記事における「M1スーパーシャーマン」の解説
1956年頃、当時のアラブ諸国の主力戦車T-34/85に対抗してM4の火力強化が推進された。後述のM50の開発と並行して、それまで中心であった75 mm 砲搭載車に加え、大戦後にアメリカからフランスへ1254輛が供与されたM4A1(76)W後期型のうちの250輛程と、少数のM4A3(76)Wを導入した。同車に搭載されたM1A2 76 mm 砲はT-34/85に対して十分な威力を発揮し、この事から75 mm 砲搭載車との区別のために搭載砲に因んでM1スーパーシャーマンの名が与えられた。これに伴い、IDF内部では既存のシャーマンを基となった車輌の型式とは無関係に、M3 75 mm 砲搭載車はシャーマンM3、M4 105 mm 榴弾砲搭載車はシャーマンM4と、同じく搭載砲の型式番号を付けて呼ぶようになった。 一部の車輌は1960年代半ばには走行装置をオリジナルのVVSSからHVSSサスペンションと幅広履帯"T-80"に換装し、さらに1970年代にエンジンをカミンズVT-8系ディーゼルエンジンに換装され、1973年の第四次中東戦争でもドーザー車などの特殊用途に使用された。
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