FLOOR 関数とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > コンピュータ > Excel関数リファレンス > FLOOR 関数の意味・解説 

FLOOR 関数

適用対象: Microsoft Excel 2010, Excel Web App, SharePoint Online for enterprises, SharePoint Online for professionals and small businesses

 

説明

指定され基準値倍数のうち、最も近い値に数値切り捨てます。

書式

FLOOR(数値, 基準値)

FLOOR 関数の書式には、次の引数あります

解説

使用例

使用例新規ワークシートコピーすると、計算結果確認できます

表示その方法は?

 重要   行見出しまたは列見出し選択しないでください

ヘルプから使用例を選択する

 重要   使用例正しく機能するには、ワークシートセル A1 に貼り付ける必要があります

使用例を空のワークシートコピーした後、必要に応じて変更できます

A B
数式 説明 (計算結果)
=FLOOR(2.5, 1) 2.5基準値である 1 の倍数になるように切り捨てます (2)
=FLOOR(-2.5, -2) -2.5基準値である -2 の倍数になるように切り捨てます (-2)
=FLOOR(-2.5, 2) 数値 -2.5基準値 2 の符号異なるため、エラー#NUM!返されます (#NUM!)
=FLOOR(1.5, 0.1) 1.5基準値である 0.1倍数になるように切り捨てます (1.5)
=FLOOR(0.234, 0.01) 0.234 を基準値である 0.01 の倍数になるように切り捨てます (0.23)

端数処理

(FLOOR 関数 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/04 00:44 UTC 版)

端数処理(はすうしょり)とは、与えられた数値を一定の丸め幅の整数倍の数値に置き換えることである。平たく、丸め(まるめ)ともいう。


  1. ^ 「最近接偶数への丸め」、「偶数丸め」、「最近接丸め」、「JIS丸め」、「ISO丸め」、「銀行家の丸め」、「銀行丸め」、「五捨五入」、「偶捨奇入」という用語を採用している文献は、現在のところ発見できていない。詳細は、ノートを参照。
  2. ^ 負の数の場合も含めた明示的表現としては、そうなる。
  3. ^ もちろんこれは記数法に依存した名称である。本文では十進法における性質を説明しているが、十二進法において「五捨六入」と呼ばれるであろう処理は通常の半数切り上げである。
  4. ^ 一般に関数の数値計算の場合、...000 のように 0 が続いていても、下の桁で上の桁からの桁借りが発生するかもしれない。また lexer によるリテラルの読込みの場合、浮動小数点数の表現として本来ありえない桁まで記述されている、XXX...XXX.5000000000000000000000001 といったような場合の下の桁の扱いをどうすべきか、といった点も問題になる(前述のようなちょうど境界だった場合、下の桁は必ずしも無意味とは言えないかもしれない)。
  5. ^ JIS Z8401:2019, p.2, 2 e) 「数値を示す場合、常に丸めの幅を示すことが望ましい。」
  6. ^ 偶数への丸めが推奨されてはおり、徐々に標準となってゆくと思われる[要出典]。Microsoftの一部の環境など、仕様で明示しているものもある。しかし、C99もC++11もJavaもECMAScript(JavaScript)も異なるルールを仕様に定めている。
  7. ^ このフレーズに含まれる「テーブルメーカー」とは、「数表」を計算し、それを出版せんと企てる者、という意味である。数表は一般に、それに印刷されている桁数の範囲内は必ず正しいものでなければならないことが要求される(であろう)という背景がある。例えば、上限と下限の両方を計算することで結果がある範囲内に必ずあることを保証するといったような手法が、数表の正確さのために活用されてきた、という歴史がある。


「端数処理」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「FLOOR 関数」の関連用語

FLOOR 関数のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



FLOOR 関数のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日本マイクロソフト株式会社日本マイクロソフト株式会社
©2024 Microsoft Corporation. All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの端数処理 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS