【FLIR】(ふりあ)
Foward Looking Infra Red (前方赤外線監視)
赤外線センサーを備え、パイロットに昼夜問わず明瞭な地形映像を提供するセンサー。
爆撃に際しての目標指示、及び夜間地形追随飛行に用いられる。
世界中の戦闘機に夜間戦闘能力と対地攻撃能力を与えてマルチロールファイターに変えた、とまで言われる革命的装置の一つであった。
また、有視界飛行への依存度が大きいヘリコプターにとっても非常に有用な装備である。
軍用ヘリコプターの作戦遂行能力を大きく向上させる他、捜索救難分野では軍民問わず重宝する。
FLIR
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/16 06:15 UTC 版)
前方監視型赤外線装置(forward looking infra-red, FLIR[注 1])は、熱線映像装置の一種[2]。
注釈
出典
- ^ “商標照会(固定アドレス)”. J-PlatPat. 2020年3月4日閲覧。
- ^ a b c d e f アダミー 2014.
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