DVDの後継規格とは? わかりやすく解説

DVDの後継規格

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 06:58 UTC 版)

DVD」の記事における「DVDの後継規格」の解説

2000年代後半DVD用いられる赤色レーザー比べ、より波長の短い青紫色レーザー使用した高密度な第3世代光ディスク規格としてBlu-ray Disc(以下BD)とAOD(後のHD DVD)が登場したDVDと同じ12 cmサイズディスクだが、既存DVDプレーヤーでの再生互換はない。第3世代光ディスク機器多くは主にユーザー対す販売普及戦略上の理由からDVD再生機能併載することでDVD再生を可能として、機器としての互換性確保している。このように第3世代光ディスク機器DVD再生できるのは第3世代光ディスク方式自体互換性ではない。 主に映像ソフトデジタルテレビ放送HD映像記録用途主眼としておりソニー・パナソニックなどのBD陣営東芝NECHD DVD陣営規格統一模索していたが、2005年交渉決裂2006年分裂した状態で製品化され、ハリウッド映画産業などを巻き込んだ激し規格争い勃発した。しかし2008年2月製品の発売から2年経ずして東芝HD DVD事業からの撤退発表し第3世代光ディスクデファクトスタンダードBD一本化された。 DVD規格策定時にソニー東芝は、ソニーフィリップス陣営MMCD東芝パナソニック陣営SDのどちらを選ぶかで対立した結果的にCD規格延長目論むMMCDより、CD異なり2枚の板の貼り合せ構造採用し大容量化を実現したSDを基にDVD規格作られた。一方、同じBD陣営属すソニーパナソニック書き換え可能型DVD激しく対立した間柄だった。ソニーDVD似て非なるDVD+RW作り出している。またパイオニア(現・オンキヨーホームエンターテイメント)やシャープBD陣営だが、こちらも書き換え型DVDではDVD-RW陣営としてパナソニック敵対関係である。 しかしデータ記録搬送用途では従来型DVDがあり、大量データ容量必要な場合でもハードディスクがある。映像分野でもDVDビデオ画像BD並のHD映像画質補正補完するアップスケール技術逆にMPEG-4 AVC/H.264圧縮により記録型DVDHD映像長時間録画可能にする技術などを搭載したレコーダーもある。 詳細は「第3世代光ディスク」、「Blu-ray Disc」、および「HD DVD」を参照

※この「DVDの後継規格」の解説は、「DVD」の解説の一部です。
「DVDの後継規格」を含む「DVD」の記事については、「DVD」の概要を参照ください。

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