Chloramphenicolとは? わかりやすく解説

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クロラムフェニコール【chloramphenicol】

読み方:くろらむふぇにこーる

放線菌一種から作り出され抗生物質広範囲細菌リケッチアなどに有効だが、再生不良性貧血などの副作用がある。チフス菌感染症使用商標名クロロマイセチン

「クロラムフェニコール」に似た言葉

クロラムフェニコール

分子式C11H12Cl2N2O5
その他の名称クロロシド、ケミセチナ、シドセチン、クロロカプス、アルフィセチン、アンフィコール、クロマイコール、クロラムサール、クロロニトリン、シプラマイセト、レボマイセチン、アウストラコール、クロロマイセチン、クロラムフェニコール、Amphicol、Alficetyn、Austracol、Chlomycol、Chlorocid、Chlorocaps、Cidocetine、Ciplamycet、Chemicetina、Chloramsaar、Levomycetin、Chloronitrin、Chloromycetin、Chloramphenicol、2,2-Dichloro-N-[(1R,2R)-2-hydroxy-1-(hydroxymethyl)-2-(4-nitrophenyl)ethyl]acetamide、マイクロシン、Myclocin、クロロシジンC、Chlorocidin C、Chlorocidin C tetran、クロラメックス、Chlorocide、D-(-)-threo-Chloramphenicol、Amseclor、CAF、Austracil、アンセクロル、クロロシジンCテトラン、D-トレオ-クロランフェニコール、D-(-)-トレオークロランフェニコール、D-クロランフェニコール、カチラン、アウストラシル、Chloramex、ケミセチン、D-threo-Chloramphenicol、CAMCAP、D-Chloramphenicol、Chemicetin、Catilan、ミクロセチナ、シントミセチナ、パラキシン、シントミセチンR、スタノマイセチン、Leukomyan、Klorocid S、Klorita、Levomicetina、Kemicetine、I-337A、Kemicetina、CP【Chloramphenicol】、クロランフェニコール、D-threo-クロラムフェニコール、D-スレオクロラムフェニコール、CP【クロラムフェニコール】、レボミトセチン、Levomitsetin、[1R,2R,(-)]-1-(4-Nitrophenyl)-2-(dichloroacetylamino)-1,3-propanediol、[1R,2R,(±)]-1-(4-Nitrophenyl)-2-(dichloroacetylamino)-1,3-propanediol、2,2-Dichloro-N-[(αR,βR)-β-hydroxy-α-(hydroxymethyl)-4-nitrophenethyl]acetamide、N-[(1R,2R)-1-(Hydroxymethyl)-2-hydroxy-2-(4-nitrophenyl)ethyl]dichloroacetamide、(1R,2R)-1-(4-Nitrophenyl)-2-[(dichloroacetyl)amino]propane-1,3-diol、2,2-Dichloro-N-[(αR,βR)-β-hydroxy-α-hydroxymethyl-4-nitrophenethyl]acetamide、2,2-ジクロロ-N-[2-ヒドロキシ-1-(ヒドロキシメチル)-2-(4-ニトロフェニル)エチル]アセトアミドクロマイ、Chlomy、ハイセチン、Hysetin、Sintomicetina、Synthomycetin R、Paraxin、Myclocetina
体系名:[1R,2R,(-)]-1-(4-ニトロフェニル)-2-(ジクロロアセチルアミノ)-1,3-プロパンジオール、2,2-ジクロロ-N-[(1R,2R)-2-ヒドロキシ-1-(ヒドロキシメチル)-2-(4-ニトロフェニル)エチル]アセトアミド、2,2-ジクロロ-N-[(αR,βR)-β-ヒドロキシ-α-(ヒドロキシメチル)-4-ニトロフェネチル]アセトアミド、N-[(1R,2R)-1-(ヒドロキシメチル)-2-ヒドロキシ-2-(4-ニトロフェニル)エチル]ジクロロアセトアミド、[1R,2R,(±)]-1-(4-ニトロフェニル)-2-(ジクロロアセチルアミノ)-1,3-プロパンジオール、(1R,2R)-1-(4-ニトロフェニル)-2-[(ジクロロアセチル)アミノ]プロパン-1,3-ジオール、2,2-ジクロロ-N-[(αR,βR)-β-ヒドロキシ-α-ヒドロキシメチル-4-ニトロフェネチル]アセトアミド


クロラムフェニコール [Chloramphenicol]

 クロロマイセチンともよばれ、放線菌1種Streptomyces venezuelaeが産生する抗生物質である。グラム陽性菌グラム陰性菌リケッチア一部ウイルスなど広範囲微生物に有効である。天然物としてはまれな塩素ニトロ基をもった構造で、現在は合成法製造されている。この抗生物質細菌リボゾーム結合してタンパク質生合成阻害する副作用として造血臓器障害悪性貧血がおきることなどから、現在は医薬としてはあまり用いられていない。なお、クロラムフェニコールのニトロ基(NO2)をスルフメチル基(S02CH3)に置換したチアムフェニコールがある。

クロラムフェニコール

(Chloramphenicol から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 17:22 UTC 版)

クロラムフェニコール (Chloramphenicol) は、バクテリア Streptomyces venezuelae 由来の抗生物質であり、現在は化学合成によって作られている。化合物名は 2,2-ジクロロ-N-[(1R,2R)-2-ヒドロキシ-1-ヒドロキシメチル-2-(4-ニトロフェニル)エチル]アセトアミドである。


  1. ^ 2019年2月までは第一三共が製造販売を行っていたが、吸収分割による長期収載品の販売移管に伴って、製造販売承認がアルフレッサ ファーマへ承継された
  2. ^ クロロマイセチン軟膏2%A(詳細)”. 第一三共ヘルスケア株式会社. 2019年5月7日閲覧。
  3. ^ Chloramphenicol cures chytridiomycosis R. T. M. Poulter, J. N. Busby, P. J. Bishop, M. I. Butler, R. Speare, "Frog killer fungus 'breakthrough'" BBC News 2007年10月30日


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