クリンキパイン
パインという名前が付いていて誤解しやすいですが、科名からもわかるように、まったく違った樹種です。パインを針葉樹というようなつもりで、付けたのでしょう。パプアニューギニアの少し高い地域に分布しています。山の尾根にたっているこの木をみると、パインと呼びたくなるような姿をしています。熱帯の広葉樹に比較して、肌目が精で、加工しやすいので、この木材の存在に気付いた人達が、これを使おうと考えたのも無理からぬことでしょう。たちまち、地域での有用な木材となり、同国の外貨獲得のために輸出用木材の花形になっています。この木の重要性に人々が気付いて、造林をするようになり、現在では、広い造林地が作られています。 ■木材 ■用途 |
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