2038年問題とは? わかりやすく解説

にせんさんじゅうはちねん‐もんだい〔ニセンサンジフハチネン‐〕【二〇三八年問題】


2038年問題

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2038年問題

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2038年問題(にせんさんじゅうはちねんもんだい)は、2038年1月19日3時14分7秒(UTC、以下同様)を過ぎると、コンピュータが誤動作する可能性があるとされる年問題




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2038年問題

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 01:55 UTC 版)

UNIX」の記事における「2038年問題」の解説

詳細は「2038年問題」を参照 Unixでは、システム時刻の値を1970年1月1日午前0時0分0秒からの秒数で表しており、これをUNIX時間と呼ぶ。この値のデータ型time_t で、歴史的に符号つき long」と定義されている。32ビットシステムでは、2038年1月19日にこの値が1個の0に31個の1が続く最大値 (0x7FFFFFFF) となり、1秒後には1個の1と31個の0が続く値 (0x80000000) となる。するとシステム時刻は、実装によって(符号ビット無視するか否かによって)1901年または1970年リセットされる。 1970年より前の時刻UNIX時間で表すことは滅多にないため、time_t符号なし32ビット整数定義し直すという対策考えられる。しかし、それでは単に問題2106年2月7日遅延させるだけであり、時刻の差を計算するソフトウェアバグ生じ可能性がある。 この問題対処しているバージョンもある。例えば、SolarisLinux64ビット版では、time_t64ビットとなっており、OS自身64ビットアプリケーション群も約2920億年間正しく動作する64ビット版Solaris既存32ビットアプリケーション動作させることもできるが、その場合は問題残ったまである一部ベンダー標準time_tそのままにして、64ビット代替データ型とそれを使用するAPI別途用意している。NetBSDでは、次のメジャーバージョンである 6.x で32ビット版でも time_t64ビット拡張することを決定した従来32ビットtime_t使用しているアプリケーションは、バイナリ互換レイヤー作って対応する

※この「2038年問題」の解説は、「UNIX」の解説の一部です。
「2038年問題」を含む「UNIX」の記事については、「UNIX」の概要を参照ください。

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