2代目(2014年-2015年)DS64W型
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「三菱・タウンボックス」の記事における「2代目(2014年-2015年)DS64W型」の解説
スズキ・エブリイワゴン > 三菱・タウンボックス 2014年2月のミニキャブのフルモデルチェンジに合わせ、約2年3か月ぶりに復活。2代目はスズキ・エブリイワゴンのOEM車種となっており、外見上ではエブリイワゴンからエンブレム類を変更した程度である。リアの車名エンブレムは左上に配置される。 新たに、エアロバンパー(フロント・リア)とスポイラー(サイドアンダー・ルーフエンド)を採用したことでスタイリッシュなエアロフォルムとなり、同時に、フロントグリル・フロントフードガーニッシュ・フォグランプベゼル・ドアハンドルにメッキを採用し、フォグランプやアルミホイールを装備することでより上質な印象としている。 内装色にはベージュを採用。フロント・リアともにセンターアームレスト(リアセンターアームレストはカップホルダー付)を備えたほか、リアシートは150mmの前後スライドとリクライニング機構を備えたことでワゴンとしての快適性を高めた。また、リアシートは初代・後期型同様に分割可倒式となっているが、フロントシートも倒してフルフラットにするなど多彩なシートアレンジが可能となった。収納スペースに関しては、インパネボックス、インパネセンターポケット、運転席リッド付インパネポケット、助手席インパネトレイ、グローブボックス、センターコンソールトレイ、オーバーヘッドコンソールなどを備え、使い勝手を高めている。 装備面では専用リモコンキー、運転席スイッチ、ドアハンドルの3通りの方法で開閉できる電動スライドドア(グレードにより、後席助手席側のみまたは後席両側に装備)と軽い力で全閉できるスライドドアイージークローザーを新たに標準装備。併せて、後席スライドドアに連動して出現・格納し、乗り降りをスムーズにする電動オートステップを上級グレードに標準装備したほか、フルオートエアコン、リアヒーター、運転席シートヒーター(4WD車のみ)も標準装備された。また、キーレスエントリーキー以外の操作でドアを開けるとハザードランプとホーンなどで警告して盗難被害を防ぐセキュリティアラームシステムも採用された。 パワートレインはターボエンジンと4ATの組み合わせのみとなり、エンジンはDOHC化された。 なお、ミニキャブの場合同様、マツダや日産自動車にもOEM供給が行われていることから、日本の自動車市場では稀な4兄弟車種となった。また、2015年2月にOEM元のエブリイワゴンがフルモデルチェンジされたことを受け、翌月にタウンボックスもフルモデルチェンジを発表したため、本代の販売期間は約1年1ヶ月であった。
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