KGM951とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 生物 > 品種登録データベース > KGM951の意味・解説 

KGM951【KGM951】(野菜)

※登録写真はありません 登録番号 第7440号
登録年月日 1999年 9月 21日
農林水産植物の種類 トマト
登録品種の名称及びその読み KGM951
 よみ:KGM951
品種登録の有効期限 20 年
育成者権の消滅  
品種登録者の名称 カゴメ株式会社
品種登録者の住所 愛知県名古屋市中区錦三丁目14番15号
登録品種の育成をした者の氏名 伊藤博孝、山岡浩一、余郷克己
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は,「Merit」と「盛岡17号」を育種素材とした母系に「KR. 3」と「PK97」を育種素材とした父系交配して育成され交雑品種であり,完熟期の果色が濃赤色で,果実球形でやや小さく,果柄部に離層がない加工用の品種である。草姿は心止まり子葉大きさは中,色は緑,胚軸アントシアニン着色は有,節間長は短である。第1花房より下の葉数はやや少,花房間葉数は一般に2,葉色は緑,着生角度中間,形は1型巻葉性はやや弱,根の太さは中である。花房の形は単純,花数はやや多,完熟期の果色は濃赤,果実表皮の色は黄,果形は球形,果頂部の形は平滑果実大きさはやや小,子室数は一般に3・4,果肩部緑色は無,へた落ち大きさはやや小,へた落ち周囲コルク化面積は中,果柄の離層は無,花落ちの形は点状,果肉の色は濃赤である。開花始期及び着色始期は早,裂果抵抗性はかなり強,可溶性固形物含量は中,酸度及び全固形物量はやや高である。タバコモザイクウイルス抵抗性遺伝子Tm-1の保有有無は無,青枯病抵抗性は弱,半身萎凋病抵抗性萎凋病レースJ-1抵抗性及び根腐萎凋病抵抗性は有,萎凋病レースJ-2抵抗性は無である。「カゴメ77」と比較して,子室数が一般に3・4であること,果柄の離層が無いこと等で,「レッドカゴメ932」と比較して節間長が短いこと,へた落ち周囲コルク化面積大きいこと,着色始期早いこと等で区別性認められた。
登録品種の育成経過概要
この品種は,アメリカPETO SEED社より導入したMerit」に野菜茶業試験場より導入した盛岡17号」を交配して育成した選抜固定系統母系とし,オランダTS SEED社より導入したKR. 3」に出願所有系統「PK97」を交配して育成した選抜固定系統父系とした交雑品種であり,平成4年出願者のほ場栃木県那須郡西那須野町)において交配組合せ検定試験実施し5年から特性の調査行い7年目標とする特性を有していることを確認して育成完了したのである





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「KGM951」の関連用語

KGM951のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



KGM951のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
農林水産省農林水産省
Copyright The Ministry of Agriculture. Forestry and Fisheries of Japan
品種登録ホームページ

©2024 GRAS Group, Inc.RSS