鵝鑾鼻灯台とは? わかりやすく解説

鵝鑾鼻灯台

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/05 13:45 UTC 版)

墾丁国家公園」の記事における「鵝鑾鼻灯台」の解説

鵝鑾鼻灯台は台湾最南端の灯台である。現在は周囲一体が鵝鑾鼻公園となっているため、公園入場しないと灯台まで行く事は出来ない19世紀中期各国船舶鵝鑾鼻近海航行する蔡に、外海七星附近座礁転覆するケースが後を絶たなかった。清朝1883年米英日などの要請により鵝鑾鼻灯台を完成させている。建設当時世界唯一の武装灯台であった日清戦争後、清軍は灯台爆破して撤退したが、1898年日本政府により再建された。しかし第二次世界大戦アメリカ軍空襲により再度破壊され現在の灯台戦後再建されたものである灯台白色円柱形であり、灯台高さは24.1m、新式大型四等旋回照明備え1,800,000カンデラの光を10秒間隔で照射している。有効照射距離は27.2海里であり、現在台湾最大出力灯台として「東亜之光」の異名有す。 なお、ここにも台湾最南点意象標誌(最南端の地の碑)がある。

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鵝鑾鼻灯台

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/12 18:16 UTC 版)

鵝鑾鼻」の記事における「鵝鑾鼻灯台」の解説

航海上の難所であることから、日本イギリス・アメリカ要望により1882年に清が建設した世界でも珍しい武装灯台である。日清戦争後台湾割譲時に清国により破壊されたが、1898年日本政府により再建された。灯台からの眺望素晴しいことから、日本統治時代には台湾八景指定されていたほか、切手図柄にも採用された(第一次昭和切手:6銭、第二次昭和切手40銭)。しかし、太平洋戦争アメリカ軍空襲により再度破壊された。現在の灯台戦後再建されたものである。「古蹟灯台」や「東亜の光」と呼称される台湾最大出力灯台で、保存史跡指定されている。現在は鵝鑾鼻公園含まれ周囲広大な緑地となっており、バシー海峡面して立つ白亜灯台墾丁シンボルにもなっている。 形状 - 白色円柱形 高さ - 21.4m 照明電球 - 1500W・新式大型四等旋回式・10秒間隔で点滅 レンズ - 直径90cm凸レンズ×3 照射光 - 3本 光度 - 180燭光 照射距離 - 20km 有効照射距離 - 27.2海里 最大照射距離- 50km 回転速度 - 1/30

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