鬼斬り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 15:01 UTC 版)
空木が己の半身を削って人間に与えた、アヤカシを殺すためだけに存在する武器。アヤカシ以外の生物は人間はもちろん虫一匹殺すことができないが、対アヤカシに関してだけは圧倒的な攻撃力を誇る。見た目はただの木刀の形をしているが、人間に寄生することによってアヤカシにとって最も脅威となる武器へ変貌する。アヤカシに対して強い殺意を持つ人間に寄生し、寄生された人間はアヤカシを殺すごとに段々と思考を支配され、次第にアヤカシを殺すことしか考えられなくなっていき、末期には夢遊病者のようになる。また寄生されるとその人間は食事や睡眠を必要としなくなり、枝を土に刺して水分と養分を吸収するだけで活動できるようになる。逆に土と水と日光が無い場所では能力が落ち、再生もままならなくなる。攻撃方法は「枝」であり、「鬼『斬り』」という名前とは裏腹に寄生された人間の手足から伸ばした枝で相手を刺し貫くことによって攻撃する。その際、宿主の防御は全く考慮せず、ただ攻撃するのみである。刺されると型でくりぬいたような丸い穴が開き、同時に傷口から血や体液を根こそぎ吸い尽くす。そのため、鬼斬りによって殺された死体は穴だらけになり、からからに干からびている。(作中では狂ったようにパンチ穴を開けたようだと表現された。)吸ったアヤカシの血や体液を養分とし、枝分かれを繰り返して数を増やしていき、確認されているだけで、最初の一本から枝分かれしたものを初代として第五世代までが存在する。ただ欠点も存在し、一人の宿主につき殺せるアヤカシの数は三体程度が限界であり、三体倒すと人間の体が持たなくなりただの木刀に戻る。また、世代を重ねるごとに鬼斬り自体の力も弱まっていく。(それでもアヤカシに対して有利であることに変わりはない)特に最初の一本を「童子斬り」といい、空木の半身でもある。他の鬼斬りに比べて圧倒的な力を持つ。また、鬼斬りは他の鬼斬りを吸収し、より強力な力を得ることが可能である。吸収に際しては上位世代のほうが下位世代を吸収しやすいようで、作中では片倉晃の第伍世代十六号が童子斬りを吸収しようと試みたときは逆に吸収し返されかけた。
※この「鬼斬り」の解説は、「ダブルブリッド」の解説の一部です。
「鬼斬り」を含む「ダブルブリッド」の記事については、「ダブルブリッド」の概要を参照ください。
鬼斬り(おにぎり)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 16:14 UTC 版)
「ロロノア・ゾロ」の記事における「鬼斬り(おにぎり)」の解説
ゾロの代名詞といえる技。両腕を交差した状態から、突進して斬り付ける。「東の海編」のカバジとの戦闘で初使用。両手の刀で左右の逃げ道を、口の刀で上への逃げ道を封じる。名称の由来はおにぎり。
※この「鬼斬り(おにぎり)」の解説は、「ロロノア・ゾロ」の解説の一部です。
「鬼斬り(おにぎり)」を含む「ロロノア・ゾロ」の記事については、「ロロノア・ゾロ」の概要を参照ください。
- 鬼斬りのページへのリンク