飯森家と藍子の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 13:30 UTC 版)
「サレタガワのブルー」の記事における「飯森家と藍子の関係者」の解説
飯森清司(いいもり きよし) 藍子の父。「藍子も悪いが、浮気に走らせた暢くんが一番悪い」などと「シタガワ」の藍子を完全擁護していた。 だが、不倫相手が妻子持ちの既婚者だと暢からの手紙で知り、「暢くんに土下座でも何でもして許してもらえ」と言い出す。 暢からの慰謝料の肩代わりを頼み込む藍子に、どこで育て方を間違えたのかと悲しくなりながらも、愛想を尽かして実家から追い出す。 飯森鮎子(いいもり あゆこ) 藍子の母。夫ともにシタガワの藍子を擁護する。 「藍子にフラれたからってお金をとろうなんて男らしくない。藍子を本当に好きな人の元に笑顔で送り出してあげて」などと涙ぐんでお花畑発言をしている。 どの弁護士に相談しても藍子が慰謝料の支払いを免れないことが分かり、藍子が両親にすがろうとすると、和正に払ってもらえと言い出す。 飯森萌子(いいもり もえこ) 藍子の妹。スナック「Over☆E」を経営しておりママとして働いている。藍子には「水商売のバカ妹」と言われていた。 ダブル不倫からの略奪結婚なんて普通に考えて無理だと言い切る等、身勝手な理屈を振りかざす藍子とは違い常識人。 義兄である暢のことを慕っており、何かと暢の味方になる。 和正のことは「ダサいヒゲおやじ」と言い、姉の不倫が理解できない。 龍志に見捨てられ、行くところもなく頼ってきた藍子に、暢に対する不倫を責めながらも家族だからと助けている。 高橋ともみ(たかはし ともみ) 藍子と同じ部署の後輩若手社員。新入社員として面倒を見てくれた藍子を慕っている。和正のもう一人の不倫相手。血液型O型。 藍子に疲れた和正に「あったけー女」などと言われる。和正を励まして、妊娠のことを告げ、お腹の子と新しい家族を作ろうと言う。 会社の資料室で隠れて、ともみが和正に妊娠を打ち明けているところを藍子が見つけ、泥棒性悪女と罵るが、和正はともみをかばう。 ともみが不倫相手と知った梢が会社に乗り込んで来た時、潔く謝罪して、覚悟していた慰謝料として300万円支払おうとする。 病院での陣痛と分娩の最中にかかわらず和正に暴言を浴びせたが、無事に息子の流星(りゅうせい)を出産する。 橘龍志(たちばな りゅうじ) 大会社の経営者。金持ちのイケメン。暢に追い出され、和正にも見放され、雨の中路上で倒れ込んだ藍子に手をさしのべる。 行くところがないと言う藍子にタワマンの一室を与える。藍子は運命の出会いと思っているが、当の龍志は既婚者で、藍子とは単なる遊び。 銀座のクラブのNo.1ホステス、女子アナ等複数女性と関係を持っている。結婚を迫りだした藍子が面倒くさくなり、堂崎に命じて手切れ金を渡して追い出す。 橘マリア(たちばな マリア) 龍志の妻。オーストラリア人と日本人のハーフで、長身の金髪美人。藍子を「安いブス女」「コバエ」などと罵る。 龍志が既婚者だと知らなかった藍子に今なら見逃すから龍志と別れるよう忠告したが、無視して交際を続けた藍子に慰謝料兼和解金として500万円を請求する。 だが、100万円が精一杯と言う藍子に激怒し、殺すなどと叫ぶが、間に入った弁護士がきちんと別れるならもういいと言い、藍子を立ち去らせる。 堂崎(どうざき) 龍志の秘書をしている。実は龍志の異母弟。 堂崎の母親は龍志の実父の愛人だったが、彼女は実父に捨てられて自殺した。母親が自殺の際に残した遺言状が金の力で揉み消されたこともあって以来、実父と龍志を憎み続けている。
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