那智の田楽とは? わかりやすく解説

那智の田楽

名称: 那智の田楽
ふりがな なちのでんがく
種別1: 民俗芸能
保護団体名: 那智田楽保存会
指定年月日 1976.05.04(昭和51.05.04)
都道府県(列記): 和歌山県
市区町村(列記): 東牟婁郡那智勝浦町
代表都道府県 和歌山県
備考
解説文:  東牟婁郡那智勝浦町那智神社の祭(七月十四日)に行われるもので、祭は扇祭(扇会式)あるいは火祭などとも呼ばれる伝承では応永年間京都田楽法師伝えたものといわれる。芸能次第としては、「大和舞」「田楽舞」「田植舞」、次いで御輿渡御大松明行事御滝本とあって続いて田刈舞」が演じられ、やがて還御祭となっておおよそ行事次第を終わる。このうち田楽舞は、シテテン、ビンザサラ太鼓、笛の四役十一人によって行われ乱声【らんじよう】、鋸歯【きよし】、八拍子など二十余曲の古風な演技法が伝えられている。

那智の田楽

名称: 那智の田楽
ふりがな なちのでんがく
種別1: 民俗芸能
保護団体名: 那智田楽保存会
選択年月日 1970.06.08(昭和45.06.08)
都道府県(列記): 奈良県
市区町村(列記): 東牟婁郡那智勝浦町那智山
代表都道府県 和歌山県
備考 所在地同一都道府県内のもの(このデータ種別1から移行しています)
解説文:  東牟婁郡那智勝浦町那智神社の祭(七月十四日)に行われるもので、祭は扇祭(扇会式)あるいは火祭などとも呼ばれる伝承では応永年間京都田楽法師伝えたものといわれる。芸能次第としては、「大和舞」「田楽舞」「田植舞」、次いで御輿渡御大松明行事御滝本とあって続いて田刈舞」が演じられ、やがて還御祭となっておおよそ行事次第を終わる。このうち田楽舞は、シテテン、ビンザサラ太鼓、笛の四役十一人によって行われ乱声【らんじよう】、鋸歯【きよし】、八拍子など二十余曲の古風な演技法が伝えられている。

那智の田楽

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/12/17 13:16 UTC 版)

那智の田楽(なちのでんがく)は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町に伝わる民俗芸能の田楽熊野那智大社例大祭、扇祭(那智の火祭)で奉納される。1975年昭和50年)の文化財保護法の改正によって制定された重要無形民俗文化財の第1回の指定を受けた後[1]2012年12月にユネスコ無形文化遺産に登録された[2]




  1. ^ a b 那智の田楽”. 国指定文化財等データベース. 文化庁. 2010年7月3日閲覧。
  2. ^ a b Nachi no Dengaku, a religious performing art held at the Nachi fire festival”. Intangible Heritage Lists. UNESCO. 2012年12月6日閲覧。
  3. ^ a b 朝日[2008: 420-471]、由谷[1984: 189-190]
  4. ^ a b 由谷[1984: 189]
  5. ^ 朝日[2008: 121]
  6. ^ 由谷[1984: 194-195]
  7. ^ a b 由谷[1984: 194]
  8. ^ a b 由谷[1984: 188]
  9. ^ 嶋津[1998: 32-34]
  10. ^ 由谷[1984: 196]
  11. ^ 由谷[1984: 196-197]
  12. ^ 豊島[1992: 223-224]
  13. ^ 朝日[2008: 421-472]所収。関連文献参照。
  14. ^ 由谷[1984: 189]、全日本郷土芸能協会[2006: 593]
  15. ^ a b 由谷[1984: 196]
  16. ^ 和歌山県教育委員会. “国指定文化財・民俗文化財”. 2009年9月23日閲覧。
  17. ^ a b c 県指定文化財・民俗文化財”. 和歌山県教育委員会. 2009年9月23日閲覧。


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