見学者の状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/20 18:51 UTC 版)
鞍馬集落が狭隘なため、収容できる人数は物理的に限られている。また、集落内は立ち止まって見学することが難しい場所もあり、特に鞍馬寺山門前は見学者が立ち止まることを禁止されるため、神輿が下るシーンなどをよく見える場所で見学することは難しい(一部の氏子関係者や、集落内の民家で見学する際はこの限りではない)。 当日は雑踏警備の一環として、鞍馬寺山門周辺の道路は歩行者一方通行規制が敷かれる。鞍馬駅より山門前(石段下)を経由し鞍馬温泉方面へ向かう途中から道路を外れ、沿道の民家の裏側を流れる川の対岸へ渡ったあと南へ下って鞍馬駅の南方に合流する。 午後3時から翌日午前2時までは交通規制のため、貴船口から鞍馬温泉を経て百井別れまでの区間では一般車両(自転車含む)の通行が全面的に禁止となる。なお、駐輪場が貴船口(鞍馬小学校付近)に開設される。 上記規制により、当日の午後より鞍馬へ向かう交通機関は唯一叡電鞍馬線のみとなるが、この路線は2両編成の山岳路線のため輸送力に限りがあり、増発はされるものの当日夕方の鞍馬行きは乗車するまでに出町柳駅などでかなりの待ち時間が発生する(夜間の復路の乗車も同様である)。なお、鞍馬集落内に収容できる人数を超えた時点で、鞍馬行きの乗車券の販売は中止となる。 火祭り当日の鞍馬駅発出町柳駅行きの最終電車(臨時)は、2019年は鞍馬駅発00:01であった。 太鼓、松明、神輿など祭りに関するすべての物は神が宿ると考えられているので、関係者以外は一切触れることができない。
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