製麺機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 08:12 UTC 版)
ミキサー(小麦粉と水の練り)、プレス(生地の鍛え)、ロール(生地の伸ばし)、カッター(製麺仕上げ)までの一体化が基本仕様である。100V電源。全国で展開されている丸亀製麺でも大和製作所の製麺機が利用されている。
※この「製麺機」の解説は、「大和製作所」の解説の一部です。
「製麺機」を含む「大和製作所」の記事については、「大和製作所」の概要を参照ください。
製麺機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/14 10:53 UTC 版)
製麺機とは、製麺作業を行う機械である。手打ちより労力が少なく済み、多少融通が効かない事があってもそれなりに安定した製麺作業が行える。製麺機には、単体の機能しか持たない製品もある(ミキサー・踏み・伸ばし・切り専用機) 単体の機械とラインの機械があるが、概ね次の様な流れになる。 機械の呼び名は地域やメーカーによって異なるが、一般的によく使われる名称で記述する。 【ミキサー】小麦粉やそば粉等の粉体の物と、練水を混合させる機械である、一般的には常圧でミキシングする場合が多いが、最近では水和を良くして、茹で伸びを防止する為に真空式の機械が多く見られる様になっている。 【圧延機】ミキサーで混合されたおから状態の塊を、ロールを通して麺帯にする装置である、ラインの場合はロールの大きさは、8寸や1尺を使って圧延する場合が多い、ロール径が大きいほど、生地は良く締まる。 【連絡機】圧延機で麺帯になった生地を徐々に薄くする機械である。一気に薄くしてしまうと表面がボロボロになり、生地の内部でも繊維が破断し滑らかな麺線に仕上がらない。 ロールの経が1尺×8寸×6寸×5寸×4寸の様に徐々に小さくして最後に薄い生地となる。 【切断機】薄くなった生地を最後に切断機で長さを決めカットする、その際に麺の太さを決める為に切刃を使用する。 麺の太さによるが、うどん等の太い麺を製造する場合は8番や10番位の切刃を使用する事が多い。 反対に博多麺等の細い麺を切る時には28番や30番位の切刃を使用する。 切刃の番号の意味はJIS規格で決まっており、生地の幅3㎝あたりで何本取れるかで番号が決まる。 10番場合10本取れるので、1本の太さは3㎜となる、しかし実際の麺は生地の反発があり、計算上の数値よりわずかに太くなる場合がある。 以上、大きく分けて4工程で製麺した麺をそのまま使う場合は、生中華麺や生うどん、茹でると焼きそばや茹でうどん、茹でた麺を冷凍した物を冷凍めん、生めんを乾燥させたもの乾麺と言い、多種多様な麺ができる。
※この「製麺機」の解説は、「製麺」の解説の一部です。
「製麺機」を含む「製麺」の記事については、「製麺」の概要を参照ください。
- 製麺機のページへのリンク