蜃気楼怪獣 パラゴン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 23:28 UTC 版)
「帰ってきたウルトラマンの登場怪獣」の記事における「蜃気楼怪獣 パラゴン」の解説
第42話「富士に立つ怪獣」に登場。 ストラ星人が地球を別荘化するために連れてきた蜃気楼怪獣。太陽光線やレーダー波、赤外線を屈折させる能力を持ち、蜃気楼を作り出して地球人の視覚を妨げたり、自分の遥かに巨大な幻影を見せることも可能。この他にも背中の発光体から放つ金縛り光線や瞬間移動能力も有している。最初は富士山頂に発生させた笠雲で蜃気楼によって事故を多数起こし、存在を知って駆けつけたMAT機を蜃気楼でかく乱して空中衝突をさせたり、レーダーを妨害して同士討ちをさせるなどして混乱させる。結局、MATは怪獣の本当の位置を確認できずウルトラマンジャックの変光ミラーで蜃気楼を封じられて実体を現す。ジャックに抵抗するものの二本の角や翼両方を破壊され、最終的にスペシウム光線で足場を爆破されて火口に転落、焼死した。 スーツアクター:遠矢孝信、有川兼光 デザインは井口昭彦が担当した。富士山頂に立つことから眩く輝く銀の塗装を施す造形指示がデザイン画に書き込まれている。スーツは『ウルトラマン』のドドンゴと同様にスーツアクターが前後に2人入る形状だが、直立させた尾を人が入る部分にすることで後ろ側の演者がドドンゴのように前屈姿勢にならずに済むよう工夫されている。井口はデザイン段階ではドドンゴを意識したが、どう動かすかは考えていなかったとしている。
※この「蜃気楼怪獣 パラゴン」の解説は、「帰ってきたウルトラマンの登場怪獣」の解説の一部です。
「蜃気楼怪獣 パラゴン」を含む「帰ってきたウルトラマンの登場怪獣」の記事については、「帰ってきたウルトラマンの登場怪獣」の概要を参照ください。
- 蜃気楼怪獣 パラゴンのページへのリンク