背景と楽曲制作
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/30 04:53 UTC 版)
「カウンティング・スターズ」の記事における「背景と楽曲制作」の解説
ライアン・テダーは"カウンティングスターズ"は2012年の8月にアイディアが浮かび、これはきっと他のどんな曲よりもきちんと仕上げるべきものであっただろうと言っている。また、彼はネイティヴのアルバムの中にある二つのお気に入りの曲のうちの一つであるとも言っている。ライアンはビヨンセがスタジオセッションにやってくるのを待つ傍ら"カウンティング・スターズ"の作詞をし始め、約一ヶ月後には"ラヴ・ランズ・アウト"の作詞をし始めた。オフィシャル・チャート・カンパニーによるインタビューで、ライアンは次のように発言している。「2012年の夏、ハンプトンにいたときからもともとカウンティング・スターズのアイディアを持っていた。ジェイ-Zとビヨンセから借りた、今まで訪れたことがないほど大きな家で作業をしていた。ワンリパブリックの一番新しいアルバムであるネイティヴの作業がちょうど峠に差し掛かったところで、そのころ、他のアーティストと一切一緒に作業をしないよう決めた。その年、ビヨンセともセッションをやったから約束を破ったんだ。ジェイ-Zとビヨンセがハンプトンで過ごそうと誘ってきたら断れないだろ?(原文:I had the idea for Counting Stars originally in the summer of 2012 when I was in the Hamptons. I was working in the largest house I've ever stepped foot in, which was being rented by Jay-Z and Beyoncé. I was in the middle of working on my most recent album with OneRepublic, Native, and during that time I was determined not to work with any other artists. I broke the promise because I also did sessions that year with Beyoncé. When Jay-Z and Beyoncé invite you to stay with them in the Hamptons, you don't say no!)」彼はまた、次のように続けた。「五日ほど外に出ていて、二日目の日に早起きをし、ビヨンセのために、なにかインスピレーションを受けられるものを探そうとしてインターネットに接続し始めた。その結果、この地域性の感じられるフォークサウンドを持つその変わった曲が、光のように自分の心が打たれるように感じた。歌詞はあまり好きじゃなかったが、雰囲気や曲調は好きだった。それが結局カウンティング・スターズのインスピレーションを受けることになった。これをビヨンセのために演奏して彼女のアルバムにいれることにするか議論をしたが、ビヨンセが録音するような楽曲には感じられなかった。その後すぐにサビのアイディアが浮かび、帰宅し、その後3ヶ月、ネイティヴのアルバムを仕上げた。(原文:I was out there for about five days and on the second day I woke up early and I started combing through the internet, searching for stuff that would inspire me for Beyoncé. I ended up coming across this weird song that had this indigenous folk sound to it that just struck me like lightning. I didn't like the verses or lyrics, but I loved the feel and movement of it. That ended up inspiring Counting Stars. I debated playing it for Beyoncé and putting it forward for her album, but it didn't feel like a song Beyoncé would record. I immediately came up with the chorus idea, went home and for the next three months finished the Native album.)」 "カウンティング・スターズ"は、ディスコのビートとともに奏でられるフォーク・ポップ、ポップ・ロックとジャンル分けされる楽曲である。ザ・デンヴァー・ポストのリカード・バカは、これは「ライアンの磨き上げられたポップと、巧みに盗み取られたフォークの要素、また若干のR&Bの面影も感じられると、非常に印象的な(、かつ耳に残りやすい)」曲であると言ってる。バンドは、この曲は「ストレスが溜まって心が落ち着かない夜にベッドに横たわり、自分たちの終わりはどこへ向かっているのか、どこに金を使うべきなのか、あるいは人生でやり遂げたい諸々のこと、どうやってそれをやり遂げるのか、これは本当に実現し、成功するのか、なんてことを考え、そんなときに羊を数えるのではなく、僕たちは星を数えるのだ。(原文:aying in bed awake at night when you're stressed out of your mind, thinking 'How are we gonna make ends meet? How are we gonna pay the bills?' You know, all those things you wanna do with your life – how are we gonna make them work? How's this actually gonna happen or come to pass? So, instead of counting sheep, we're counting stars.)」といったような曲であると説明した。 Musicnotes.comで公開されている楽譜によれば、この曲の音楽的な詳細事項は以下の通りである。 音楽的特筆事項BPM 122 Key C#m(Cシャープマイナー) コードの移り変わり C#m→E→B→A 声域 B2〜C#5
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