続拾遺和歌集とは? わかりやすく解説

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しょくしゅういわかしゅう〔シヨクシフヰワカシフ〕【続拾遺和歌集】

読み方:しょくしゅういわかしゅう

鎌倉時代勅撰和歌集20巻建治2年(1276)亀山院院宣により、藤原為氏が撰し、弘安元年1278成立。歌数約1460首。代表歌人は藤原為家定家俊成など。続拾遺集


続拾遺和歌集

読み方:ショクシュウイワカシュウ(shokushuuiwakashuu)

分野 和歌集

年代 鎌倉中期

作者 藤原為氏〔撰〕


続拾遺和歌集

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/17 14:30 UTC 版)

続拾遺和歌集』(しょくしゅういわかしゅう)は、「二十一代集」中、12番目の勅撰和歌集。20巻。建治2年(1276年)亀山上皇の命によって編纂が開始され、弘安元年(1278年)に奏覧された[1]。ただし、下命は文永11年(1274年)だった可能性もある[1]。選者は二条為氏[1]。和歌所は源兼氏だったが、その死に伴い、慶融が担当した[1]

序はない[1]。流布本の収録歌は1461首[1]。部立は春上下・夏・秋上下・冬・雑春・雑秋・羈旅・賀・恋1~5・雑上中下・釈教・神祇である[1]。主な歌人は、藤原為家(43首)・後嵯峨上皇(33首)・藤原定家(29首)・西園寺実氏(28首)・藤原俊成(22首)・藤原信実(21首)などである[1]武士の歌が約80首収められており、「鵜舟集」の異名があった[1]

歌風は『続後撰和歌集』の平淡な歌風を継承した、優雅で穏健な歌風と評される[1]

注解

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j 日本古典文学大辞典編集委員会『日本古典文学大辞典第3巻』岩波書店、1984年4月、410-411頁。 



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