新葉和歌集とは? わかりやすく解説

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しんようわかしゅう〔シンエフワカシフ〕【新葉和歌集】

読み方:しんようわかしゅう

南北朝時代の準勅撰和歌集20巻。宗良(むねなが)親王撰。弘和元=永徳元年(1381)成立。歌数約1420首。元弘1331〜1334)以来南朝方の撰歌集。逆境にあって悲憤感慨詠んだ歌が多い。


新葉和歌集

読み方:シンヨウワカシュウ(shinyouwakashuu)

分野 和歌集

年代 南北朝時代

作者 宗良親王〔撰〕


新葉和歌集

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/05 09:00 UTC 版)

新葉和歌集』(しんようわかしゅう)は、南北朝時代に成立した准勅撰和歌集[注釈 1]。撰者は宗良親王弘和元年(1381年12月3日奏覧。『新葉集』とも。


注釈

  1. ^ 有馬俊一は、中世における「准」「なぞらふ」という語の用例を検討した上で、当時これらの語には「一環に組み入れる」ことを意味する用法があった点を指摘して、『新葉集』が真正の勅撰集として成立したものであると主張している(有馬 「『准勅撰』概念の定立をめぐって」 『和歌文学研究』第57号 和歌文学会、1988年12月)。
  2. ^ 仮名序には、「そもそもかくてえらびあつむる事も、ただこころのうちのわづかなることわざなれば、あめのしたひろきもてあそびものとならむ事は、 おもひもよるべきにもあらぬを、はからざるに、いま勅撰になぞらふべきよしみことのりをかうむりて、老いのさいはひのぞみにこえ、 よろこびのなみだ、袂にあまれり。これによりて、ところどころあらためなほして、弘和元年十二月三日これを奏す」とある。

出典



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