藤原信実

デジタル大辞泉

ふじわら‐の‐のぶざね〔ふぢはら‐〕【藤原信実】

読み方：ふじわらののぶざね

［1176〜1265ころ］鎌倉前・中期の宮廷画家・歌人。隆信の子。法名、寂西。似絵(にせえ)の技法を発展させ、「後鳥羽上皇像」「随身庭騎絵巻(ずいしんていきえまき)」「三十六歌仙絵巻」などの作者と伝えられる。また「今物語」の著者とされる。

美術人名辞典

藤原信実

読み方：ふじわらの　のぶざね

鎌倉前・中期の廷臣。隆信の子。左京権大夫・正四位下に至る。のち出家して寂西と号する。画・和歌を能くし、写実的な肖像画技法を父に学ぶ。また藤原定家に師事し歌人としても知られた。文永３年（1266）存、歿年未詳。

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藤原信実

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/11/04 20:30 UTC 版)

藤原 信実（ふじわら の のぶざね）は、鎌倉時代前期から中期にかけての公家・画家・歌人。藤原北家長良流、左京権大夫・藤原隆信の子。官位は正四位下・左京権大夫。