石棒とは? わかりやすく解説

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せき‐ぼう【石棒】

読み方:せきぼう

縄文時代棒状一端または両端丸く膨らみをつけた磨製石器男性器シンボルとも、儀礼・祭祀(さいし)用とも考えられている。


石棒

読み方:セキボウ(sekibou)

縄文時代中期以降磨製石器一種


石棒

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/11 04:28 UTC 版)

石棒(せきぼう)は、縄文時代磨製石器の一つである。男根を模したと考えられる呪術祭祀に関連した特殊な道具とみられる[1]


  1. ^ a b c 山田 2019:204
  2. ^ 鳥居1924
  3. ^ 春成1996
  4. ^ 山本1979
  5. ^ 岡田1960
  6. ^ 早川・林ほか2000
  7. ^ 三好・長田2012
  8. ^ 松井・大下・田村1997
  9. ^ 高橋・近藤2011
  10. ^ 大下2001
  11. ^ 後藤1999
  12. ^ 山田 2019:206
  13. ^ 谷口2006


「石棒」の続きの解説一覧

石棒

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/26 14:45 UTC 版)

石器」の記事における「石棒」の解説

男性器を石で象った推測されるもので、女性表現したとみられる土偶対照的なもので、祭祀のための縄文時代の遺物である。その出現前期初頭である。中期になって類例増える出土範囲は、中部高地中心に関東地方西部から北陸地方までである。造形は、出現時には小さな川原石細長く整形したものであったが、中期になると頭部に鍔(つば)を巡らせ、その上下に円や三角形文様彫り込むものが出現している。この時期長さが1メートル超えるものも出現している。その背景として、縄文社会祭祀集団化し集落から地域へと大規模化ていったことが考えられる

※この「石棒」の解説は、「石器」の解説の一部です。
「石棒」を含む「石器」の記事については、「石器」の概要を参照ください。

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