石刀とは? わかりやすく解説

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せき‐とう〔‐タウ〕【石刀】

読み方:せきとう

縄文時代終わりころの磨製石器の一。東北地方分布し長さ30センチの、刃が内側反った石剣


石刀

読み方:セキトウ(sekitou)

縄文時代晩期儀仗として使われ磨製石器


石刀

読み方:イワト(iwato)

所在 愛知県(名古屋鉄道名古屋本線)

駅名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

石刀・石剣

(石刀 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/09 08:22 UTC 版)

石刀・石剣(せきとう・せっけん[1][2])は、縄文時代後期から晩期に出現した石製遺物石器)。縄文時代中期に出現する石棒から変化したと考えられている。形状が刀剣に類似することからこの名称が付けられているが、弥生時代に出現する石剣(磨製石剣・打製石剣)とは異なる遺物である。


注釈

  1. ^ 男性器を象ったとされる[3]
  2. ^ 鎌木義昌編『日本の考古学Ⅱ 縄文時代』pp.430-431より[12]。図161に、山形県三崎山出土の刀子と青森県の亀ヶ岡出土の石刀(青森大学蔵)の比較図がある。石刀の方は長さが30センチメートル以上あるとみられ、刀子より大きい。

出典

  1. ^ a b 江坂, 芹沢 & 坂詰 2005, p. 236.
  2. ^ a b 江坂, 芹沢 & 坂詰 2005, p. 242.
  3. ^ a b 江坂, 芹沢 & 坂詰 2005, pp. 237–238.
  4. ^ 藤森 1969a, pp. 97–98.
  5. ^ 松木 2007, pp. 150–151.
  6. ^ 八幡 1971, p. 69.
  7. ^ a b 藤森 1969b, p. 268.
  8. ^ 教育委員会文化財保護課 (2009年3月31日). “青森県宇鉄遺跡出土品”. 青森県. 2022年8月31日閲覧。
  9. ^ 喜田 1927.
  10. ^ 文化庁. “青銅製刀子”. 文化遺産オンライン. 2022年8月31日閲覧。
  11. ^ 柏倉 1961, pp. 1–12.
  12. ^ 鎌木 1965, pp. 430–431.
  13. ^ 西脇 1998.
  14. ^ 後藤 1986.
  15. ^ 後藤 1987.
  16. ^ 寺前 2018.
  17. ^ 佐久間 2009.


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