コトデン瓦町ビル
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コトデン瓦町ビル(コトデンかわらまちビル)は、香川県高松市常磐町にある複合商業施設である。高松駅と並ぶ市内のターミナルである高松琴平電気鉄道(ことでん、琴電)瓦町駅に併設されたターミナルビルでもあり、ビルの所有者も高松琴平電気鉄道である。ビルの名称は建設当時の同社の略称から「コトデン」となっているが、後述する民事再生法適用後にCIをひらがなの「ことでん」に変更したことにより、マスコミ報道等ではひらがなを使用するケース[4]、カタカナを使用するケース[5]が混在する。
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- ^ コトデンそごう時代には紀伊國屋書店が入居していた。同社はのちに高松丸亀町壱番街に改めて出店している。
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- ^ 屋上庭園が完成/瓦町FLAG「カワラパーク」 - 四国新聞2015年10月3日
- ^ ビアガーデンご好評につき期間延長決定!! - 瓦町FLAG(2016年8月2日)
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- ^ 移転のお知らせ - 瓦町FLAG(2019年2月24日)
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- ^ “瓦町FLAG地下1階にテニス練習場がオープン ぷらっと立ち寄りストレス解消! 高松市”. 瀬戸内海放送. (2020年1月27日) 2020年1月27日閲覧。
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- ^ アニメガ×ソフマップ高松瓦町FLAG店 - Twitter(2022年3月19日閲覧)
- 1 コトデン瓦町ビルとは
- 2 コトデン瓦町ビルの概要
- 3 コトデンそごう時代
- 4 沿革
- 5 関連項目
瓦町FLAG
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ビル所有者の高松琴平電気鉄道は2014年(平成26年)3月に双日グループの双日商業開発とビル運営に関する契約を締結した。後継テナントは専門店を集めた複合ビルを目指しており、百貨店とはならない見通しと報じられた。 天満屋閉店後も前記の通りロフトと宮脇書店が営業を継続したほか、スターバックスコーヒーとビームス、レストラン街や高松市市民サービスセンターなど21のテナントが営業を継続することになった。 2014年(平成26年)7月2日、高松市の中心市街地活性化協議会で琴電はリニューアル計画を発表した。それによると、80 - 100店のテナントを入居させ、5階以下を衣料品や雑貨、6 - 9階をカルチャー・医療・美容・学習等のフロアとし、10階は天満屋時代同様飲食店を配置、屋上には庭園を設置するとされた。7月に2階で営業再開した宮脇書店やロフトはリニューアル時にはフロアを移動し、瓦町駅と接続する2階コンコースも改修した上で、2015年5月にオープンする見込みと報じられた。 2015年2月5日、中心市街地活性化協議会で琴電側はリニューアルしたビルを10月に一斉オープンすると発表した。当初の計画では春の第一期と秋の第二期に分けてオープンさせる方針だったが、入居するテナントの多くが年末商戦を見込める秋オープンを希望したことから10月一斉開業に変更したという。雑貨・ファッションコーナーとする予定だった地下1階は、天満屋時代同様食品フロアに計画変更されたが、テナントは確保できず、当面閉鎖となった。オープン時点でのテナント数は104店舗、年商96億8千万円、来店者数536万人を想定していた。 9階に入居していた高松市の市民サービスセンターについては8階に移転するとともに、8階を「健康長寿ゾーン」「市民活動センター」「図書ゾーン」など(市民サービスセンターを含めて)合計5つのゾーンからなる市の賃借スペースとする予定であることが2015年2月20日の市議会総務消防調査会で明らかにされた。このスペースは開店後に「IKODE瓦町」という愛称が付けられている。 2015年7月10日、琴電は新たに開業する商業施設を「瓦町FLAG」と命名することを発表した。名称は「高松の中心にある瓦町のシンボルとして人々に長く愛されること」や「(建物が)『旗』のような存在感を放ち、街の目印となる」こと、「街のフラッグシップとして、未来の街づくりに向け旗を掲げること」を意図してつけられた。 ビルには、天満屋時代に入居していた宮脇書店ではなく、ジュンク堂書店が入居することが決まった。8月24日、琴電は各店舗の営業開始を10月21日、正式なオープンを10月23日(21-22日はプレオープン期間)とすることを発表し、アカチャンホンポやアニメショップ「アニメガ」の入居もあわせて公表された。また、庭園整備が伝えられていた屋上スペースには、「カワラパーク」という名称の庭園が整備された。カワラパークでは2016年4月より、高松天満屋時代同様、夏季のビアガーデンが設けられている。 予定通り2015年10月21日にプレオープン、10月23日に正式オープンした。オープン時点での入居テナントは83店舗で、うち7店舗が香川県初出店となった。 2017年1月、閉鎖中の地下1階に高松市の地場スーパーである「きむら」を誘致して6月にオープンする予定であると報じられた。2017年5月29日に、新鮮市場きむらのほか、ココカラファインとウィリーウィンキーが6月より地下1階にオープンすることが発表された。スーパーきむらは生鮮食料品の売上が想定より下回ったことから、出店から2年となる2019年6月28日をもって撤退することが同年5月に報じられ、予告通り6月28日に閉店した。 2019年、瓦町FLAGオープン時からのテナントであるジュンク堂書店は、7階にあった店舗を1月でいったん閉鎖し、3月1日より3階に移転してリニューアルオープンした。店舗面積や蔵書数は7階時代より減少するかわりに、レストスペースが設置されている。移転後の7階については、2019年1月時点の報道では新たな店舗の誘致を目指すとしていた。このほかにも6・7階の店舗が3 - 5階に同時に移転している。その後、2019年3月になって、6・7階の空きスペースには四国電力系の通信事業者であるSTNetが9月に入居する予定であることが報じられた。 2020年1月24日、地下1階に、テニス練習場「ヒッティングスタジオ プラット」がオープンした。4月1日には瓦町駅東口側の1階に「瓦町FLAG保育園」が開設された。屋上の「カワラパーク」を園児の遊技スペースとして利用している。
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