源姓麻績氏とは? わかりやすく解説

源姓麻績氏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/16 03:37 UTC 版)

小見氏」の記事における「源姓麻績氏」の解説

麻績氏小見氏)は、信濃国筑摩郡麻績郷(現・長野県東筑摩郡麻績村)の豪族その始まり鎌倉時代遡り小笠原長親麻績地頭となり麻績氏称した。即ち小笠原氏庶流であり、阿波小笠原氏石見小笠原氏と同祖である。 このことは「中興武家系図」に、 麻績清和本國信濃小笠原阿波守長房の男、四郎長親これを称す。 とあることからも伺える。 一族の詳しい動向系図不明だが、諏訪頼重側室武田勝頼祖母にあたる女性小笠原家臣 小見麻績)氏の娘とされている。 戦国時代は、麻績氏武田信玄信濃侵攻によって没落し麻績氏一族と伝わる青柳氏の青柳清長信玄より麻績氏名跡与えられ麻績城入り麻績清長名乗った麻績青柳氏)。武田氏配下時代10騎の軍役活動したとされている。 生島足島神社残され武田信玄配下多数起請文中に麻績清永の物は2通あって異彩を放っている。前日付の決まりきった内容異な翌日の再提出文は国侍同士仲良くしないこと。特に互いに元村上氏配下であって領地接している屋代氏や室賀氏、大日方氏とは殊更仲良くしないことを誓わされている。 こうして麻績氏戦国時代通じて存続し天正十年1582年)の武田氏滅亡の後も続き当主頼長(清長息子)は上杉景勝、後に小笠原貞慶仕えた天正十五年(1587年9月28日松本城内にて子息の長迪とともに誅殺され、麻績氏滅亡した

※この「源姓麻績氏」の解説は、「小見氏」の解説の一部です。
「源姓麻績氏」を含む「小見氏」の記事については、「小見氏」の概要を参照ください。

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