海兵団とは? わかりやすく解説

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かいへい‐だん【海兵団】

読み方:かいへいだん

旧日本海軍で、軍港警備下士官新兵教育・訓練のために各鎮守府設置されていた陸上部隊


海兵団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/14 22:58 UTC 版)

海兵団(かいへいだん)は、大日本帝国海軍において、軍港警備防衛下士官、新の補欠員の艦船部隊への補充、また海兵団教育と称するその教育訓練のために練習部を設け、海軍四等兵たる新兵、海軍特修兵たるべき下士官などに教育を施すために、鎮守府警備府に設置されていた陸上部隊である。




「海兵団」の続きの解説一覧

海兵団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/15 00:53 UTC 版)

兵 (日本軍)」の記事における「海兵団」の解説

「海兵団」も参照 海兵団は兵種ごとに分隊陸軍中隊に相当)を編成した分隊を15-16人程度の教班に分けて教育行った分隊長大尉で、海兵団長は少将であった。海兵団は鎮守府下部機関で、横須賀、呉、佐世保舞鶴にあった出身県ごとに配属される海兵団は決まっていた。 分隊長兵学校出身大尉大半だったが、中には一般の兵から叩き上げた特務大尉特務中尉もいた。 海兵団の兵種次の通りである。 水兵 飛行兵当初航空兵整備兵分離されるとともに改称整備兵航空兵から分離機関兵 工作兵 軍楽主計看護兵(後に衛生兵改称) 兵の受けた教育次のものがある。 短艇橈漕教練 短艇カッター陸戦教練 陸軍同じように銃を担いで教練であった海軍陸戦隊があったことによる手旗信号 必須科目 相撲銃剣術 甲板掃除 結索ロープ結び方学習 座学 教室で行う普通の授業修身軍事学中心で、国語算術学んだ海軍で陸軍異なり「しごき」や肉体的制裁公然と認められていた。日本海軍に於いて特に有名な「しごき」は海軍精神注入棒軍人精神注入棒大東亜戦争勝ち抜き棒)等と呼ばれる硬いの木の太棒(他には止索(とめなわ)と呼ばれる太い係留用ロープやラッタルの手摺(通称、真剣棒)が使われる事さえあった)やを構えた下士官古兵が、教育の名の下に壁に手をつかせた新兵尻を叩く行為所謂ケツバット当時海軍でバッタ呼ばれていた)が有名である。叩かれ腫れ上がった尻のせいで、その夜まともに仰向けで寝る事が出来ず奥歯噛み堪えながら夜を明かす新兵多かった中には叩く力が強すぎて肛門裂けた新兵叩きどころが悪く背骨に当たり死亡した(=殺された)新兵さえいた。 この「しごき」は海兵団での教育中は勿論、艦や部隊配属された先でも変わらず常態化していた。特に大和型などの戦艦空母といった大型艦軍艦)程「しごき」の壮烈さは酷く新兵を飲む暇すら無かった逆に駆逐艦潜水艦といった戦艦等と比較し所帯染みた小型艦は「しごき」のレベル弱かった。他に見方によっても違うが、甲板掃除は「しごき」のひとつと言える

※この「海兵団」の解説は、「兵 (日本軍)」の解説の一部です。
「海兵団」を含む「兵 (日本軍)」の記事については、「兵 (日本軍)」の概要を参照ください。

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