手旗信号
手旗信号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/07 18:26 UTC 版)
詳細は「手旗信号」を参照 手旗信号とは、手に持った旗や棒、円盤、パドル、時には素手や手袋をはめた手などを使って、視覚的な信号によって遠方に情報を伝達するシステムである。情報は腕の位置によって符号化され、それらが一定の位置にあるときに読み取られる。 手旗信号は、19世紀に海事で採用され、広く使用されるようになった。機械式の腕木通信に変わって、手持ちの旗が使用されるようになった。現在でも洋上補給(英語版)作業中に使用されている。昼間の緊急連絡や、旗の代わりにライト付きの杖を使用した夜間の連絡にも使用可能である。 手旗信号は、信号員が、四角い旗をつけた短いポールを両手に1本ずつ持ち、それぞれの腕を8つの方向に伸ばして、その形状で情報を伝達する。旗は静止している時以外は重ならない。旗の色は、信号が海上で送られるか、陸上で送られるかによって異なる。海上では赤と黄色(国際信号旗の"O"(オスカー))、陸上では白と青(国際信号旗の"P"(パパ))となっている。旗は必須ではなく、腕の方向を明確にするためのものである。
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「手旗信号」の例文・使い方・用例・文例
- 手旗信号などで信号を送る
手旗信号と同じ種類の言葉
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