ほっしょうじ 【法勝寺】
法勝寺
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法勝寺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/08 05:33 UTC 版)
法勝寺(ほっしょうじ)は、平安時代から室町時代まで平安京の東郊、白河にあった仏教の寺院である。白河天皇が1076年(承保3年)に建立した。院政期に造られた六勝寺の一つで、六つのうち最初にして最大の寺である。皇室から厚く保護されたが、応仁の乱以後は衰微廃絶した。
- ^ 速水侑『日本仏教史 古代』243 - 245頁。吉川弘文館
- ^ 速水侑『日本仏教史 古代』246頁。
- ^ 丸山仁「院政期における鳥羽と白河」(初出:『国際文化研究』第5号(1998年)、のち改題「院政期における洛南鳥羽と洛東白河」(丸山『院政期の王家と御願寺』(高志書院、2006年)に所収))
- ^ 安田政彦『災害復興の日本史』p29 吉川弘文館 2013年2月1日発行 全国書誌番号:22196456
- ^ 庭園めぐり57(都ホテル、白河院庭園) (日本語)
- ^ 京都寺社案内*白河院跡・法勝寺跡・白河院庭園 (日本語)。オリジナルよりアーカイブ (日本語)
- ^ 京都 白河院 しがくのやど (日本語)
- ^ 旅館 - 京都 白河院 - (日本語)
- ^ a b 冨島義幸 1996, p. 126-132.
- ^ “常設展”. 京都市平安京創生館. 2021年5月31日閲覧。
- ^ 八角九重塔の基壇石(池)(京都市動物園)
- ^ a b 法勝寺八角九重塔跡発掘調査現地説明会資料
- ^ 法勝寺跡・八角九重塔跡
- ^ a b まぼろしの八角九重塔を復元する
- ^ 京都市動物園内にある京都市考古資料館、京都市埋蔵文化財研究所による説明文
- ^ 冨島義幸 1996, p. 132-136.
- ^ 冨島義幸 1996, p. 138-140.
法勝寺
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詳細は「法勝寺」を参照 法勝寺(ほっしょうじ)。落慶は承暦元年(1077年)、左大臣藤原師実の寄進と白河天皇の御願による。鴨東白河の地において御願寺として最初に創建され、後に六勝寺の筆頭寺院として最大の規模を誇った。南庭には高さ80メートルに達する巨大な八角九重塔が聳え、東海道に京の権勢を誇示していた。しかし他の寺院同様、相次ぐ災害と院政の衰微により、応仁の乱以後に廃絶した。現在の京都市動物園は伽藍のほぼ南半にあたると考えられる。
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