六勝寺とは? わかりやすく解説

ろくしょう‐じ【六勝寺】

読み方:ろくしょうじ

平安末期京都市左京区岡崎付近に建てられ御願寺総称いずれも寺号に「勝」の字を含む法勝寺尊勝寺最勝寺円勝寺成勝寺延勝寺の6寺で、中世兵乱などにより廃絶


六勝寺

読み方:ロクショウジ(rokushouji)

平安末の京都建立され皇室御願寺

別名 五箇勝寺(ごかしょうじ)


ろくしょうじ 【六勝寺】


六勝寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/08 05:33 UTC 版)

六勝寺(ろくしょうじ、りくしょうじ)とは、平安時代後期から室町時代にかけて、洛外白河街区に位置した、法号に「勝」の字をもつ六山の御願寺である。白河天皇に続く院政の中枢部として大いに栄えたが、後世の維持管理は停滞し、応仁の乱以降はほぼ廃絶した。現在においては石碑や町名などに面影を残すが、寺域や伽藍配置などにおいて不明な点は多く、発掘による考古学的調査および復元作業が進められている。


  1. ^ 丸山仁「院政期における鳥羽と白河」(初出:『国際文化研究』第5号(1998年)/改題所収:「院政期における洛南鳥羽と洛東白河」(丸山『院政期の王家と御願寺』(高志書院、2006年)))
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 第234回 京都市考古資料館講座 -シリーズ『清盛の時代』第2回- 白河・六勝寺 (財)京都市埋蔵文化財研究所 梶川敏夫
  3. ^ 九重塔の基礎見つかる 京都・法勝寺跡”. 日本経済新聞 (2010年3月11日). 2022年8月24日閲覧。
  4. ^ 同寺敷地内の「伏見山成勝寺沿革」による。
  5. ^ 公式HP沿革


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