ぼいん‐こうたい〔‐カウタイ〕【母音交替】
母音交替
母音交替
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/19 13:50 UTC 版)
/o/ と /u/ が交替している場合が比較的多い。/u/ が /o/ に変化している例としては、クソリ(薬)、コノガ(小糠)、ノマ(沼)、ノル(塗る)や、オコ゜エシ(鶯)、オンブゲ(産毛)、チヨ(露)、ノコ゜ル(拭う)、ハコ゜ギ(歯茎)、ホダロ(蛍)、モゴ(婿)、モゴー(向こう)、ヨギ(雪)、ヨリ(元結)などの例がある。また、/o/ が /u/ に変化している例として、アスンブ(遊ぶ)、ヌル(乗る)、コユミ(暦)、フルシギ(風呂敷)や、ウグンバ(奥歯)、ヌギ(軒)、マナグ(眼)、ムリ(雨漏り)、ユグ(欲)などの例がある。いずれも語彙的なものであって規則的ではない。 また、/i/ と /e/ が交替している場合もある。/i/ が /e/ に変化している例としてメシェ(店)、シェゲ(堰)、シトメ(蔀)や、メメンジ(蚯蚓)、/e/ が /i/ に変化している例としてトキ゜(棘)、ビロ(涎)、ヤギミシ(焼き飯)などの例がある。
※この「母音交替」の解説は、「秋田弁の音韻」の解説の一部です。
「母音交替」を含む「秋田弁の音韻」の記事については、「秋田弁の音韻」の概要を参照ください。
母音交替
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 21:59 UTC 版)
「インド・ヨーロッパ祖語」の記事における「母音交替」の解説
印欧祖語には、同じ語根から母音の音素/o///e///Ø/を対比する特有の母音交替法則が存在している。
※この「母音交替」の解説は、「インド・ヨーロッパ祖語」の解説の一部です。
「母音交替」を含む「インド・ヨーロッパ祖語」の記事については、「インド・ヨーロッパ祖語」の概要を参照ください。
母音交替
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/04 03:07 UTC 版)
喉音を仮定することによって語根に起きる母音交替の記述を簡略化することができる。 ê/ô/ə < eh1/oh1/h1; â/ô/ə < eh2/oh2/h2; ô/ô/ə < eh3/oh3/h3
※この「母音交替」の解説は、「喉音理論」の解説の一部です。
「母音交替」を含む「喉音理論」の記事については、「喉音理論」の概要を参照ください。
「母音交替」の例文・使い方・用例・文例
- 母音交替の段階
母音交替と同じ種類の言葉
- 母音交替のページへのリンク