三省堂 大辞林 |
おのの・く をののく 3 【▽戦く】
実用日本語表現辞典 |
「おののく」の用例一覧
豊島与志雄 蜘蛛 (青空文庫)
巣の真中にじっとして餌物を待ちすましてるところは、苛ら苛らしながら日向ぼっこをしてる近代人の俤がある。そして巣の僅かな微動にも緊張した神経が震えおののく様は、単なる触知でなしに、感情的知覚の域にまでふみこんでる 概 ( おもむき ) がある。あの...
www.aozora.gr.jp/cards/000906/files/42518_22734.html
豊島与志雄 録音集 (青空文庫)
のペンと原稿紙との音が枕に通って眠られないとは、如何にもありそうなことである。そしてこういう不眠は、どうにもやりばのない性質のものらしく思われる。それは、秋の深夜など、窓外の木の茂みに、さらさらと、風の音とも雨の音ともつかないものを耳にして、何かしらうすら寒く心がおののく...
www.aozora.gr.jp/cards/000906/files/42546_22824.html
三郎爺 (青空文庫)
家ぐらいに思われていた奥州の、草茫々(ぼうぼう)とした野原の片端れや、笹熊の横行する山際に、わずかの田畑を耕して暮していた百姓達は、また実際狐や狸などと、今の我々には解らない関係を持って生活していたものらしい。 冬枯れの霜におののく...
www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/2031.html
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