歯垢とは? わかりやすく解説

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し‐こう【歯×垢】

読み方:しこう

歯の表面付着した食物のかすや細菌。はくそ。


歯垢(しこう)


歯垢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/02 02:59 UTC 版)

歯垢(しこう)とは一般に表面に付着した黄白色を帯びた粘着性の微生物叢を指す。食事の後8時間で食べかすの中で細菌が増殖して歯垢になる。歯との接触面は獲得被膜(ペリクル)と呼ばれる被膜で覆われており、歯垢はその上に形成される。デンタルプラーク (Dental plaque)、また単にプラーク歯糞歯屎(はくそ)、歯滓(はかす)、バイオフィルムとも。歯垢は歯磨きで除去出来る。歯垢が石灰化すると歯石となる[1]


  1. ^ 歯垢(しこう)と歯石(しせき)の違いって? アパガード 2021年7月28日閲覧。


「歯垢」の続きの解説一覧

歯垢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 10:27 UTC 版)

口腔細菌学」の記事における「歯垢」の解説

歯肉上歯垢でもっとも優勢なは、Streptococcus sanguinis、Streptococcus mitisおよびActinomycesである。これにStreptococcus milleriおよびVeillonellaが続く。Streptococcus mutansおよびLactobacilliが大きく変動して存在する歯肉下歯垢では、Streptococcus milleri、ActinomycesおよびVeillonellaが優勢種で、Treponemal、B.melaninogenicus、B.gingivalis、FusobacteriaおよびCapnocytophagaが大きく変動して存在する。 歯垢(プラーク)は、歯の表面固着した細菌およびその産物集合体であり、構成要素下記の通りである。70-80%: 20-30%:固有物(そのうち70%が細菌30%が細菌由来基質) 歯垢を構成する多種類で、成熟度によって異なる。初期大多数球菌少数桿菌であり、糸状菌極めて少ない。つまり、歯垢形成には球菌付着によって始まる。 中期球菌桿菌占め割合低下し糸状菌増加する後期運動性を持つビブリオスピロヘータ一種であるTreponema denticolaの数が増してくる。 歯肉上の歯垢には好気性菌が多い。 なお、咀嚼固い食べ物摂取することによって歯垢は除去されるため、歯垢量が減少する

※この「歯垢」の解説は、「口腔細菌学」の解説の一部です。
「歯垢」を含む「口腔細菌学」の記事については、「口腔細菌学」の概要を参照ください。

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