横浜新都市ビル
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「横浜新都市センター」の記事における「横浜新都市ビル」の解説
「そごう横浜店」も参照 そごう横浜店をキーテナントとする地上10階建てのビル。みなとみらい地区の68街区に該当し、横浜スカイビルと隣接している。当ビルの基本構想には総合プロデュースを担当していた浜野安宏とともに働いていた安藤忠雄が携わっており、横浜ベイクォーター側にある半円形のカーブは安藤の提案をもとに設計されたものである。この部分に非常階段が設置されている。またメインテナントのそごうの提案により、3階から上の部分の外壁には磁器タイルの凹凸でカモメが描かれ、光の加減によってカモメが浮かび上がって見えるようになっている。附置義務駐車場は、地下3階の「横浜駅東口地下駐車場」(認定は121台分)と、横浜ベイクォーター前の「そごうパーキング館」、横浜ベイクォーター駐車場。 出島地区は貯炭場や横浜新興倶楽部(旧 横浜社会館)があった埋め立て地でありお汁粉状の軟弱な地盤であったため、地盤改良のためにビルの高さよりも長い杭が多数打ち込まれている。なお当ビルの設計当初は、海側の地下に国鉄横浜線の新駅を設置する計画があったため、ポルタに直結する地下2階そごう正面入口前広場(新都市プラザ)の右側にエスカレーターと階段、その先に新駅予定地につながる連絡通路(現在は、はまみらいウォーク方面への連絡通路として転用)が用意されている。 1998年9月19日から1999年1月17日まで、10月に38年ぶりにリーグ優勝を遂げることになる横浜ベイスターズの人気にあやかり、新都市プラザに佐々木主浩投手(当時)の右腕を型取りした像をご神体にした神社「ハマの大魔神社」を設置した。全国からも観光客が訪れるほどの大盛況で、2度にわたって展示期間の延長を行った。その結果、東口全体で10億円以上の増収となった。 海側から見た横浜新都市ビル 建物の外観の一部。タイル表面の凹凸でカモメが描かれている。 新都市プラザの正面。 新都市プラザ。左はそごう横浜店正面入口、左上は横浜駅東口バスターミナル・新駅予定地への連絡通路方面、右奥は横浜スカイビル・横浜シティ・エア・ターミナル方面。 横浜そごう「世界の人形時計」の公開最終日に、新都市プラザに集まった人たち
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