本来のストーリー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 16:44 UTC 版)
西暦2042年、木星宙域付近に突如出現した伴星がオールトの雲に干渉した事によって流星雨が発生。一部は核ミサイルによる攻撃で破砕されたものの、多くは隕石となり地球に落下。地球の生態系は壊滅した。これと時を同じくして、突如地球上に出現した地球外知的生命体が侵略を開始し、地球文明は崩壊寸前の危機に陥ってしまう。 地球側は国連安全保障理事会の元、各国の陸海空の三軍を統合してこれに対抗したが、「ネメシス」と呼称された木星軌道上の伴星から飛来したと推測された侵略者は、地球文明機器と融合する特殊能力を持ち、さらにある高エネルギー体を利用したビーム兵器を用いていたことで、地球軍は為す術なく敗北を喫してしまう。 科学者はこのエネルギー源となる物質を「NEWALONE」と称し、これを利用した対抗兵器「CF-345 ブラックフライ」を開発。このブラックフライ全2万機を軸としたネメシスへの大反攻作戦計画「メタルブラック (METAL BLACK):the Military Enforce Totalwar for Absolute Liberty(完全なる自由のための軍事的総力戦)、 Beam, Lesson, Aircraft, Carrier(作戦遂行のために必要なビーム兵器、パイロットの育成、戦闘機、母艦の開発): Kill off(今作戦の最終目的、敵の殲滅)」を推進した。 しかし、三軍の結集と地対空及び空対空両用新型ミサイル「SAAM-90 ピラニア」の配備量産により戦局は有利になりつつあったものの、政府はネメシスに対する停戦和平協定を結ぶことで被害の拡大を逃れることを決め、同時に「メタルブラック」は永久凍結、ブラックフライの存在は隠蔽された。 そして、西暦2052年6月22日。地球が静寂の時を迎えようとしていた中、ブラックフライのテストパイロットの1人だったジョン・フォードはブラックフライを強奪し、全てを敵に回し、単身ネメシスに立ち向かっていった。
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