本場所中継とは? わかりやすく解説

本場所中継

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 14:14 UTC 版)

大相撲中継」の記事における「本場所中継」の解説

民間放送開設初期1950年代から1960年代までにかけて民放テレビ・ラジオ共に競って大相撲生中継行っていたが、テレビ放送1966年1月場所最後にすべて撤退したテレビ放送日本テレビ開局翌月1953年9月場所より中継開始次いでラジオ東京現在のTBSテレビ)が開局翌月1955年5月場所から中継開始した大阪民間放送テレビ局開局していなかった1956年までは3月場所中継出来なかったが、1957年3月場所では大阪テレビ放送OTV現在の朝日放送テレビ)が日本テレビ中部日本放送現在のCBCテレビ)とネットワーク組んで中継した(ラジオ東京中継放送無かった)。以降1958年7月場所まで日本テレビCBCOTV北海道放送HBC)のネットワーク中継放送行った対すラジオ東京東京開催1月場所5月場所独自に名古屋開催7月場所中継して対応したこのようにNHKのほか民放2局もしのぎを削って中継行ってきたが、1959年3月場所ではこの前月に開局した日本教育テレビNETテレビ現在のテレビ朝日)とこの月に開局したフジテレビ中継開始したため、一時在京4局が同時間帯で生放送を行う状況となり、世間顰蹙ひんしゅく)を買う。この批判を受け、NETテレビ1959年5月場所限り撤退して深夜帯の『大相撲ダイジェスト』に切り替えた次に1960年9月場所をもってフジテレビ撤退東京放送1965年1月場所まで)、日本テレビ1966年1月場所まで)の順に撤退した最後まで中継し日本テレビNHK先駆けてカラー中継実施連日のように有名人ゲスト招き分解写真いわゆるスローモーション技術原点とも言える装置)導入するなど意欲的だったが、肝心スポンサーが付かなくなったため打ち切らざるを得なくなった当時解説者天竜三郎東富士欽壹らがいる。 以降生中継NHK独占状態になった後も残っていたテレビ朝日の『大相撲ダイジェスト』も、相撲人気が落ち込んだ2003年9月場所で遂に打ち切られCS放送スポーツ・アイ ESPNJ Sports ESPNが『劇戦!大相撲』のタイトル当日夜に同様のダイジェスト版放送したが、こちらも2009年1月場所より8日目千秋楽夜にそれぞれ前半戦後半戦ダイジェスト版放送する形に縮小の後、2009年3月場所限り打ち切りとなったラジオ放送1952年1月場所ラジオ東京現在のTBSラジオ)と新日本放送NJB現在の毎日放送)の共同制作開始されたが、翌5月場所では日本相撲協会意向で某代理店一切一任され保全経済会スポンサー付いたためラジオ東京撤退日本文化放送協会NCB現在の文化放送)が新日本放送組んで中継した。保全経済会事件発生でこの契約無くなると、再び1953年9月場所よりラジオ東京朝日放送(ABC。現在の朝日放送ラジオ)と組んで放送再開以降1955年1月場所までラジオ東京日本文化放送協会並行中継が行われたが、この場所をもって日本文化放送協会撤退ラジオ東京通常番組との調整等で中継継続が困難となり、5月場所一時撤退した1956年1月場所3月場所ラジオ東京中継復活したが、再度中断1957年9月場所では試験的な意味合いもかねてニッポン放送生中継乗り出したものの、この場所限り生中継打ち切られた。ニッポン放送大相撲中継はこの場所前後にも録音によるダイジェスト版新日本放送ラジオ九州現在のRKB毎日放送)にネットする形で放送していたが、生中継現在のところこの1場所限りである。 1973年5月場所から1987年3月場所まで中入り後十番に絞り込んだ大相撲熱戦十番』を文化放送制作し初め支度部屋からのインタビュー中継するなど独自の番組作り好角家支持集めたハワイ出身力士が特に活躍していた1980 - 1990年代は、在日米軍FEN現在のAFN)も独自の英語実況中継初日中日千秋楽)を行っていた。 1992年5月場所から2000年1月場所までの間、TBSラジオAMステレオ放送普及目的生中継初日中日千秋楽)を復活夜間JRNネットダイジェスト番組放送していた。低聴取率で一旦撤退したものの、2008年1月13日からの2008年1月場所で8年振り大相撲実況中継再開した。しかし、数年後に再び撤退し、現在は放送されていない詳細は『待ったなし大相撲』の項を参照

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