本作で言及される文芸作品
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「青い花 (漫画)」の記事における「本作で言及される文芸作品」の解説
青い花:#52 ノヴァーリスの未完の小説。夢で見た花を求めて、旅に出るという物語。 花物語:#1 吉屋信子の少女小説。鎌倉市には、吉屋信子記念館がある。 若草物語 ルイーザ・メイ・オルコットの小説。原題:Little Women。南北戦争期アメリカのマーチ家の四姉妹の物語であり、若草の四姉妹というアニメがあるくらいの、四姉妹の物語である。全4部作。1年目の演劇祭で、中等部が演目した。 単行本収録番外編のサブタイトルでもあり、杉本四姉妹の過去の話などが描かれる。 星の王子さま アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの小説。王子が、故郷の星でバラとケンカして、他の星を見るために地球にやって来て冒険し、故郷に帰る話。 1年目の演劇祭で、初等部が演目した。アニメ版では描写が増えており、「大切なものは、目に見えない」というテーマを、演出的に主要人物たちに重ねている。 嵐が丘:#7-9 1年目の演劇祭の演目。エミリー・ブロンテの小説。18世紀のイギリスの田舎の屋敷を舞台とした愛憎劇。 演:ヒースクリフ(杉本恭己)、キャサリン(川崎文子) 鹿鳴館:#21-24、#26-29 2年目の演劇祭の演目。三島由紀夫の戯曲。明治19年鹿鳴館の大夜会。 演:影山伯爵夫人朝子(井汲京子)、清原永之輔(上田良子)、大徳寺顕子(奥平あきら) 伊豆の踊子、竹取物語 2年目の演劇祭で、中等部、初等部が演目した。2年目の演劇祭は和物テーマ。 三銃士:#45 3年目の演劇祭の演目。アレクサンドル・デュマの剣劇小説。ルイ13世時代のフランスで銃士を目指すダルタニャンの物語。脚本は山科日向子の入れ知恵で改変があった。 演:ダルタニャン(新井朋香)、アトス(井汲京子)。あきらも役あり アンネの日記、オズの魔法使い 3年目の演劇祭で、中等部、初等部が演目した。 冬の花火:#18、テレビアニメ最終話 太宰治の戯曲。 漫画#18と、テレビアニメ最終話で、内容が違う。アニメは#18の内容を膨らませてオリジナルの最終話で完結した。 乙女の祈り:#46 楽曲や映画にも同名のものがあるが、本厚木洋子の演劇シナリオである。断片的で詳細は不明。女の子が女の子に恋をするが、相手の好きが自分の好きと違うことに思い悩む話、であるらしい。これをふみとあきらが読む。 第七官界彷徨:#51 尾崎翠の小説。最終回直前という、重要回のサブタイトル。最終回インタビューにて、インタビュアーの横井周子は「覚醒直前の、気持ちが揺れているあーちゃんにもぴったり」と絶賛し、作者も使うべきところまで温存していたと語っている
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