時空魔人 亜武丸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 06:58 UTC 版)
「電光超人グリッドマンの登場怪獣」の記事における「時空魔人 亜武丸」の解説
第34話「ボディガード弁慶参上!」に登場。 瞬間移動能力を持った魔人。シノビラーと同じ人型怪獣だが、劇中では登場時の名乗りと戦闘中の高笑い、計2回しか声を発していない。 先端に鉄球の付いた2本の電磁棒と、頭部にある単眼から放つ怪光線が武器。電磁棒は相手の身体に電磁波を流して攻撃する他、バリアー光線を発生させて敵の飛び道具を反射したり、電磁棒同士を繋げて1本にすることでリーチを長くすることも可能。 元々は武史が自分にカツアゲしてくる2人組の不良を懲らしめるために作成した怪獣。武史は不良のいる学校の場所を知らなかったため、どこへ送り込んでいいか分からず苛立っていたが、カーンデジファーの提案で武史にボディガードを付けることが決まり、武史の知らぬ間に桜が丘大学のスーパーコンピュータへ送り込まれる。 桜が丘大学で実験中だった瞬間物質移動システムをタイムマシンに作り替え、現代に武蔵坊弁慶を平安時代からタイムスリップさせた。弁慶が武史に絡んできた不良を追い払った後は、カーンデジファーの命令でシステムを破壊し、洗脳して凶暴化させた弁慶を操って町で暴れさせる作戦を遂行する。 瞬間移動と電磁棒を駆使した打撃でグリッドマンを翻弄。キンググリッドマンとの戦闘で電磁棒を弾き飛ばされながらも瞬間移動攻撃を続けたが、瞬間移動した直後を狙って放たれたキンググリッドファイヤーで倒される。同時に操られていた弁慶も正気に戻り、元の時代へ帰っていった。 声:松丸卓也(現・麻生智久) スーツアクター:三宅敏夫 名前はアブダクションに由来する。他に「転送怪獣アブダクス」という案も存在した。シナリオ段階では「時空怪獣アブダクス」という名称であった。 着ぐるみはカンフーシノビラーの改造。デザイン検討稿では怪獣寄りのイメージであったが、決定稿で怪人のイメージとなった。
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