しん‐ねったいく【新熱帯区】
新熱帯区
新熱帯区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 22:35 UTC 版)
新熱帯区 (Neotropic ecozone) は、南アメリカ大陸および中央アメリカ、さらに西インド諸島とフロリダ半島南部を含むエリア。異節上目(被甲目・有毛目)は、この地域のみに分布する。新世界ザル類は、パナマ地峡形成よりはるか以前に南アメリカとアフリカがつながっていた(或いは渡れるほど近かった)時期に渡ってきた猿類が独自に進化したグループである。また、その他有胎盤類の多くは、パナマ地峡が形成された後に新北区から地峡を通ってきた。面積は1900万平方キロメートル。
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新熱帯区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 09:56 UTC 版)
新熱帯区には南アメリカと中央アメリカが含まれ、世界で最も豊富な淡水魚相を抱える領域となっている。純淡水魚のみで32科、総種数では4,475種が知られるほか、1,500種超の未記載種が存在するとみられている。ナマズ目の13科とカラシン目の8科がそれぞれ1,200種を超えるほか、デンキウナギ目の5科やシクリッド科(スズキ目)などがこの地域を特徴づけるグループとなっている。一方、北アメリカで優勢であったコイ科やサッカー科は、南アメリカでは全く見られない。 本来は海水魚のグループであったものの一部が、純淡水魚として適応した例が多いことも特徴であり、ポタモトリゴン科(いわゆる淡水エイ)、ガマアンコウ科、ダツ科、ニベ科の一部などが知られる。
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