攘夷とは? わかりやすく解説

じょう‐い〔ジヤウ‐〕【××夷】

読み方:じょうい

外敵追い払って国内入れないこと。→攘夷論


攘夷

読み方:ジョウイ(joui)

外敵を撃払って入国させないこと。


攘夷

作者大佛次郎

収載図書天皇の世紀 普及版 4 攘夷 普及版
出版社朝日新聞社
刊行年月2006.2


攘夷論

(攘夷 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/02 17:31 UTC 版)

攘夷論(じょういろん)は、日本においては幕末期に広まった、外国との通商反対や外国を撃退して鎖国を通そうとしたりする排外思想である[1]。元は中国春秋時代の言葉で、西欧諸外国の日本進出に伴い、夷人(いじん)を夷狄 (いてき) 視し攘(はら)おう、つまり実力行使で外国人を排撃しようという考えであり、華夷思想による日本の独善的観念と国学に基づいた国家意識が源となっている[2]


注釈

  1. ^ 異国船打払令は、文化5年8月(西暦1808年10月)に起きたフェートン号事件に衝撃を受けた幕府が、文政7年の大津浜事件宝島事件を危険視して発令したものである。

出典

  1. ^ 大辞泉』小学館[1]
  2. ^ ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』[2]
  3. ^ a b c d 『世界大百科事典』(1988)「攘夷論」
  4. ^ a b c 『世界大百科事典』(1988)「海防論」
  5. ^ 尊皇攘夷―水戸学の四百年―、片山杜秀、2021年


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