提供クレジットの差し替え
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 14:22 UTC 版)
「追跡 (情報番組)」の記事における「提供クレジットの差し替え」の解説
この番組は木曜日を除き、ネットスポンサーに加えて各局ローカルスポンサーを付けるスペースがあった(日本テレビや読売テレビはスポット枠)。そのため、一部ローカル局では、ローカルスポンサーを付けるために提供クレジットがブルーバックに差し替えられた(BGMも差し替えあるいはローカル出し)。中でも札幌テレビ(STV)の場合、「ご覧のスポンサー(ネットスポンサー)と、○○(ほか)(ローカルスポンサー)の提供でお送りします(しました)」という異例の提供読みが一部なされていた。この方式はナイター中継や改編特番のときはもちろんのこと、「追跡」廃止後は平日19時台の番組(『月曜19時前半枠』(読売テレビ(YTV)制作を含む)および『伊東家の食卓』・『どちら様も!!笑ってヨロシク』・『ぐるぐるナインティナイン』など)にもしばらく受け継がれていた。ちなみに、ローカルスポンサーの有り無しでの提供やCMの挿入パターンを比較すると以下の通り。日本テレビなどネットスポンサーのみの地域Aパート→提供ゾーン(ネット送出)→CM(ネットスポンサー)→Bパート→CM(ネットスポンサー)→Cパート→提供ゾーン(ネット送出)→CM(スポット枠)→エンドタイトル(ネット送出) ローカルスポンサーがつく地域Aパート→提供ゾーン(地元局送出)→CM(ネットスポンサー)→Bパート→CM(ネットスポンサー)→Cパート→CM(ローカルスポンサー)→提供ゾーン(地元局送出)→エンドタイトル(ネット送出。局によっては地元局送出のところがあった) なお、月曜日のネットの無い地域の場合、来週月曜日の予告の部分を地元局で何らかの形で差し替えていた。高知放送(RKC)の場合、ネットスポンサーのみの時期であっても後の提供ゾーンそのものを地元局送出にしていたり、ローカルスポンサーが付いていた時期には予告に入る寸前にCMに入ったりしていた。 なお、青森放送(RAB)では金曜日のエンディングで流れる予告の差し替えは実施せず、1991年9月まで放送されない月曜日の予告がそのまま放送されていた一方で、火曜日の予告は月曜日が未ネットだったために放送されなかった。 金曜だけネットされた沖縄テレビ(OTV)も基本的にはスポンサードネットだが、日本テレビ(NTV)がプロ野球中継やスペシャルなどが放送された時は、他曜日で放送されたものを放送するため、提供クレジットの部分のみOTV作成のブルーバックに差し替えられた(スポンサーは金曜日本来のスポンサーだがCMは差し替え)。この場合テロップのフォント、各文字やスポンサーロゴの配置は当時の日テレの様式に準じたものだった。また、来週月曜日の予告の部分も「追跡 来週もお楽しみに」のブルーバック表示に差し替えられた(番組終了の「END」表示も同様)。 木曜日については農協の共済(1992年4月1日以降のJA共済)の他に、『木曜スペシャル』のスポンサーが兼務していた。その中には30秒以下の提供の場合、原則として提供表示しない花王も含まれていた。
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