掛川01【カケガワ01】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10878号 |
登録年月日 | 2002年 12月 16日 | |
農林水産植物の種類 | とうがらし | |
登録品種の名称及びその読み | 掛川01 よみ:カケガワ01 | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社サカタのタネ | |
品種登録者の住所 | 神奈川県横浜市都筑区仲町台二丁目7番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 関明彦、黒羽将樹、鈴木栄一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、カナダから導入した扁平形ピーマンから選抜した系統を母系とし、(ルーマニア在来種「OTP41」×アメリカ合衆国からの導入種「JUPITER」)の選抜系統を父系とする交雑品種であり、成熟果は赤色のやや小さい扁平形の青果用品種である。草丈、分枝開張度及び分枝性は中、第1分枝の節位は低、角度はやや広、節間長、枝の強度及び腋芽の発生は中である。葉色は濃緑、葉の大きさは大、葉柄の長さはやや長、葉面の平滑度は平滑である。未熟果の果色は緑、成熟果の果色は赤、果の着生は節成り、着果の向きは混在、果形は扁平形、果肉の厚さはかなり厚、果の大きさはやや小、長さは中、太さはかなり太、果頂部の形は中、果面のシワは少、心室数は一般に3、光沢はやや多、果面の条溝の深さは浅、果柄の強さは強、果皮の硬さはやや硬、果の辛味の発現は無、着果数は少、1果当り種子数は多である。早晩性は中である。「カプチン」と比較して、着果の向きが混在であること、果が小さいこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、カナダから導入した扁平形ピーマンから選抜した系統を母系とし、(ルーマニア在来種「OTP41」×アメリカ合衆国からの導入種「JUPITER」)の選抜系統を父系とする交雑品種であり、平成9年に出願者のほ場(静岡県掛川市)において交配組合せ検定試験を実施し、目標とする特性を有していることを確認して育成を完了したものである。 |
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