御井神社とは? わかりやすく解説

御井神社

御井神社 (通称) 三井神社
みい


ご祭神 八上姫大神御母神)
    木俣神大国主大神御長男

鎮座地 島根県簸川郡斐川町直江2518    
 御井神社は、大国主大神第一子木俣(このまた)大神主神とする総本社で、全国四つ末社有する。(次男 阿遅高日根神三男 事代主神)建久二年(1191)に、当時神職稲田太郎源頼朝の命によって上直江八幡宮転住するまでは、方三百間(1キロ強)の神苑有し大社型の豪壮な社殿そびえたっていたと記録されている。
 拝殿幣殿大社造本殿境内地595坪。尼子毛利戦禍のため、社宝古文書ことごとく焼失した

例祭  十一月一日
安産講祭 三月九日
 安産 御井神社 由緒概略

 御井神社は、古事記および風土記日本最古史書十三文献記され由緒ある神社である。
 そもそも当社安産の神また水神の祖であるという謂れは、記紀記され次の故事よる。大国主大神因幡の白兎神話の時むこうで八上姫という心姿の美しい女神を愛され、姫はやがてみごもられた。臨月なられた八上姫背の君会い出雲大社行かれたが、正妻須世理姫立場慮り会わずに引き返された。
 そして神奈火山の麓直江の里まで帰られた時産気づきやがて玉のような御子挙げられた。そこで三つ井戸生井福井、綱長井)を順次掘り御子産湯させてから木の俣に預け母神のみ因幡帰られた。
 これより御子木俣神または御井神申し上げ安産水の守護神として全国からの信仰集めている。

 木の俣の 三井産湯なれば
    祈らん人を 守る神垣(神詔)
             社 頭
境内案内板より~
本殿
八上姫大神木俣神
霊蹟 三井戸島根県歴史名水選ばれる
 本社より百m離れたところにそれぞれあり、枯れる事なく清水たたえている。生井(いくい)  安産子育て水神福井(さくい)母子幸せ司る水神。綱長井(つながい)母子寿命司る水神三つの霊蹟が示すように、御井神社は母子生々発展神様でもある。三井戸霊水含んだ洗米を、産湯中に二、三入れると、子どもが難なく育つと言い伝えられている。
福井 長井
生井
古墳 生井福井、綱長井
 
 母神八上姫が湯あみされ、また当社木俣神御井神)を産湯なされた霊泉でもある。日本最古井戸宮中にも御分霊して祭られている。戦国時代まで境内であったという。
 本居宣長古事記伝」に「祭神五座ノ中、神祇官ニ座ス座摩ノ御座阿須波ノ神、波比祇ノ神、コノ次ノ段ニ出テ同ジ御族ノ神ナリ」とある。つまり、水神五座の内上段にある神が
 生井福井、綱長井、三の神である。
三省堂刊「広辞苑」に次のように記載されている。

 生井 生気ある神     子
              病気平癒
 福井 (栄久井)栄える井 母子発展 
              家運隆昌
 綱長井 つるべ綱の長い井 母子長寿
              家内安全

 三つ井戸は、今も水の涸れることがないという。

御井神社

読み方:ミイジンジャ(miijinja)

教団 神社本庁

所在 岐阜県各務原市

祭神 木俣命 ほか


御井神社

読み方:ミイジンジャ(miijinja)

教団 神社本庁

所在 岐阜県養老郡養老町

祭神 御井神


御井神社

読み方:ミイジンジャ(miijinja)

別名 檜牧宮

教団 神社本庁

所在 奈良県宇陀郡榛原町

祭神 御井大神 ほか


御井神社

読み方:ミイジンジャ(miijinja)

教団 神社本庁

所在 島根県簸川郡斐川町

祭神 木俣神

神社名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

御井神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/07 00:47 UTC 版)

御井神社(みいじんじゃ)は神社




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