建築の構造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/24 08:36 UTC 版)
「ヴェルサイユ・ノートルダム教会」の記事における「建築の構造」の解説
ジュール・アルドゥアン=マンサールによる、フランス古典様式。 正面左右に鐘楼を持つ。 正面扉は「王の扉」とも呼ばれ、その上には、「信仰」と「慈悲」のアレゴリーの彫刻がある。 中央のティンパヌムには、王冠と、二人の天使が支える王家の紋章が彫刻されている。 身廊と側廊があるバジリカ式。バジリカは、一般に西を正面に東を後陣側に建てられるところ、この教会は正面が南向きであるが、正面から宮殿前へ道がのびており、王が訪れる道筋を意識した建て方である。 身廊の上にドーム天井があり、その位置から左右に聖母礼拝堂とキリスト礼拝堂がある短い翼廊が張り出している。 翼廊は、外壁に張り出す長さはなく、あくまで両礼拝堂のスペースのために設けられている。 礼拝堂は、側廊周囲に12箇所と、1872年に後陣の裏に完成した聖心礼拝堂の合計13箇所。 ヴェルサイユ・ノートルダム教会正面 オッシュ広場からヴェルサイユ・ノートルダム教会を臨む 主祭壇のある中央部分 ドーム天井。写真向かって右奥へ西側の翼廊が張り出す 身廊と東の翼廊の角に1686と記されている ヴェルサイユ・ノートルダム教会、祭壇側から見た、オルガンと説教壇 聖ジュリアン礼拝堂のステンドグラス 聖ジュリアン殉教の場面の絵画、ヴェルサイユ・ノートルダム教会の聖ジュリアン礼拝堂内 後陣の後ろの聖心礼拝堂 教会の壁の、建築家と彫刻家名を記したプレート 教会の壁の、三部会議員が集まった様子を説明するプレート オッシュ広場にある、三部会議員の行進についてのプレート
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