建物・内装の特徴
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外観は木造建築であるが、一部煉瓦造りも見られる。また、東半分と2階は居住スペースとなっている。 男湯と女湯に分かれた木製のガラス戸(引き戸)より中に入ると番台と脱衣場があり、木製の脱衣ロッカーやアナログ体重計などが設置されている。細長い扉(開き戸)を開けると浴室があり、石造りの浴槽が一つと汲み湯用の水鉢、立ちシャワーが設置されている一方で、カランについては銭湯では珍しく設置されていない。また床や壁、浴槽の底は様々な色・柄のタイルによって装飾されている。 なお、浴室のタイルは後節のように2016年(平成28年)の地震で100枚以上が剥がれ落ち破損したため、元の形状に近い代替タイルによる修復が施されている。
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建物・内装の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 17:54 UTC 版)
「今治ラヂウム温泉」の記事における「建物・内装の特徴」の解説
当初の建物(オリジナル建築)は三角屋根の3階部分がなく、鉄筋コンクリート造の2階建て(建物上部には下記の塔屋があり)であった。 建物の背後に八角形ドームの男女浴室(計2つ)があり、建物上部には五角形と六角形の平面を重ねた塔屋があるなど独特な形状の意匠が随所に見られる。建物内部は、柱や幅木などのモルタル壁面に「マーブル技法」という大理石様の左官仕上げが施されており、2階ホールにある階段入口や脱衣場の壁面などで確認できる。 設計など建築に関する当時の資料が乏しいこともあり、建築家などの詳細は現状では明らかになっていない。一部ではオランダ近代建築の父・ベルラーヘの建築手法との類似性が指摘されている。 1967年(昭和42年)には三角屋根の建物3階部分を増築。さらに1988年(昭和63年)には前述のとおり近代型銭湯として改築された。この時に浴場玄関付近の構造(外壁の位置含む)が昔ながらの番台からフロント式に変更となった。 当施設の設立時期については閉館後に発見された様々な資料により明らかになっているものの、建築家に関する情報や建物の構造など一部未解明の部分が残されているため、今後も新たな資料の発見と知見、それらを基にした研究の進展が待たれている。 当施設の外観 南東側より撮影 南東側には煙草屋などを併設 浴場玄関がある東側より撮影 北西側より撮影、中央の白い建物は浴室の八角形ドーム 南側より撮影 東側より建物上部の塔屋を見上げる 塔屋付近より三角屋根を見下ろす ギザギザの庇、増築時に大部分が隠され現在確認できるのは一部のみ 塔屋と煙突 最上部にある六角柱の塔屋 レンガ造りの煙突を南西側より撮影 煙突を屋根裏部屋より撮影 ※イベント開催時(2017年8月)
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