平均値の差の検定(2つの群の平均値が等しいか否かの検定)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/06 04:44 UTC 版)
「科学的方法」の記事における「平均値の差の検定(2つの群の平均値が等しいか否かの検定)」の解説
A,B両群の母分散が既知の場合⇒z検定 A,B両群の母分散が既知の場合:W大学のS学部で、社会科学概論の試験(満点100点)を実施した。一般入試で入学した学生20名を無作為に抽出したところ平均点74点であった。AO入試で入学した学生17名を無作為に抽出したところ平均点65点3.8であった。それぞれの母集団の標準偏差は、一般入試組が12点,AO入試組は13点である。このときH1:「一般入試で合格した学生とAO入試で合格した学生に得点差がある」と言えるか? A,B両群の母分散が未知ではあるが等しい場合⇒t検定 A,B両群の母分散が未知ではあるが等しい場合:W大学のS学部で、社会科学概論の試験(満点100点)を実施した。一般入試で入学した学生20名を無作為に抽出したところ平均点74点,不遍分散3.4であった。AO入試で入学した学生17名を無作為に抽出したところ平均点65点,不遍分散3.8であった。一般入試で入学した学生においても、AO入試で入学した学生においても試験の点数の分散に差異がないとする。このときH1:「一般入試で合格した学生とAO入試で合格した学生に得点差がある」と言えるか? A,B両群の母分散が未知ではあり等しくない場合⇒t検定 A,B両群の母分散が未知であり等しいくない場合:YさんはTOEICを5回,TさんはTOEICを4回受験した。Yさんのスコアは480点,510点,500点,450点,430点、Tさんのスコアは890点,880点,960点,990点であった。このときH1:「YさんとTさんのスコアに差がある」と言えるか?
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