t検定とは? わかりやすく解説

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t検定

【仮名】tけんてい
原文t test

2つ異なグループ平均値の間に本当に差があるかどうか調べるために用いられる統計学的検定臨床試験におけるグループ間の治療対す反応有意差があるかどうかをみるために用いられることもある。

t検定

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/30 02:39 UTC 版)

t検定(ティーけんてい)とは、帰無仮説が正しいと仮定した場合に、統計量がt分布に従うことを利用する統計学仮説検定の総称である。母集団正規分布に従うと仮定するパラメトリック検定法であり、t分布が直接、もとの平均標準偏差にはよらない(ただし自由度による)ことを利用している。2組の標本について平均に有意差があるかどうかの検定などに用いられる。統計的仮説検定の一つ。日本産業規格では、「検定統計量が,帰無仮説の下でt分布に従うことを仮定して行う統計的検定。」と定義している[1]


  1. ^ JIS Z 8101-1 : 1999 統計用語記号 − 第1部:確率及び一般統計用語 2.61 t検定, 日本規格協会, http://kikakurui.com/z8/Z8101-1-1999-01.html
  2. ^ 村上秀俊『ノンパラメトリック法 (統計解析スタンダード)』朝倉書店、2015年、107頁。ISBN 4254128525 
  3. ^ 村上秀俊『ノンパラメトリック法 (統計解析スタンダード)』朝倉書店、2015年、112頁。ISBN 4254128525 


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