密猟とは? わかりやすく解説

みつ‐りょう〔‐レフ〕【密猟】

読み方:みつりょう

[名](スル)禁制犯してひそかに狩猟すること。「鳥獣保護区で—する」


密猟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/26 15:21 UTC 版)

密猟(みつりょう、: poaching)とは、国際間の協定や法令を無視して陸上の動物を採取する事である。魚介類を不法に採取することは密漁と書き分けて区分する。アザラシなど海産哺乳類には密猟を使う。植物の場合には密採(みっさい)と呼ばれるが、日本語では薬草やキノコなどの採取活動に対しても「狩り」と呼ばれることから広義で「密猟」の語が用いられることがある。


  1. ^ 密猟や違法な取引から、野生生物を守ろう! WWFジャパン”. www.wwf.or.jp. WWFジャパン. 2020年5月9日閲覧。
  2. ^ アフリカ密猟深刻 象牙・サイの角 アジア富裕層需要”. 東京新聞 (2019年5月27日). 2019年5月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月9日閲覧。
  3. ^ ゾウやサイの密猟と戦った研究者、ケニヤで刺殺」『BBCニュース』、2018年2月7日。2020年5月9日閲覧。
  4. ^ 頭と鼻を切られた牙なしスマトラゾウ 絶滅危惧種の密猟に警察も関与?”. Newsweek日本版 (2019年11月21日). 2020年5月9日閲覧。
  5. ^ ゾウの60%が消えたタンザニア、その原因は”. natgeo.nikkeibp.co.jp. 2020年5月9日閲覧。
  6. ^ a b c d 大石高典「ゾウの密猟はなぜなくならないか: カメルーンにおける密猟取り締まり作戦と地域住民」『森をめぐるコンソナンスとディソナンス --熱帯森林帯地域社会の比較研究』第59巻、京都大学地域研究統合情報センター、2016年3月、15-21頁。 
  7. ^ 岩井雪乃 (2015), “象牙密猟は生息地でどう受けとめられているか? : 二重に苦しめられるタンザニアの地域住民”, ワイルドライフ・フォーラム (「野生生物と社会」学会) 20 (1): 6-8, doi:10.20798/wildlifeforum.20.1_6, https://doi.org/10.20798/wildlifeforum.20.1_6 2020年5月9日閲覧。 
  8. ^ (日本語) Baka "Pygmies" abused in the name of conservation, https://www.youtube.com/watch?v=OKksHO1XA60 2020年5月9日閲覧。 
  9. ^ 林武雄「クマタカの密猟について」『山階鳥類研究所研究報告』第7巻第5号、1975年、566-567頁、doi:10.3312/jyio1952.7.5_566ISSN 1883-3659 
  10. ^ 平岡昭利「北西ハワイ諸島における1904年前後の鳥類密猟事件 : バード・ラッシュの一コマ」『下関市立大学論集』第50巻第1号、下関市立大学学会、2007年3月、139-148頁。 
  11. ^ カスミ網売らせるな あくどい密猟、焼鳥売る番小屋 野鳥の会、国会に請願へ『朝日新聞』1970年(昭和45年)11月4日朝刊 12版 22面
  12. ^ 天を恐れぬカスミ網 密猟王国岐阜県東農地方に見る 番小屋に羽の山 「罰金払えば」居直る老人『朝日新聞』1970年(昭和45年)11月23日朝刊 12版 22面


「密猟」の続きの解説一覧

密猟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 09:23 UTC 版)

セミクジラ」の記事における「密猟」の解説

前述のように19世紀までの乱獲祟り、本種の捕獲停止1930年代独自に決議されたが、日本を含む数か国は会議欠席しており、実効性無かったその後もこれらの国々による捕獲続き日本では南東部北海道厚岸沖での捕獲など、未記載・未報告記録含めて相当数捕獲された。このほか日本調査捕鯨との名目数十頭を捕獲したその後1960年代から70年代後半行われた当時ソビエト連邦による大規模な違法捕鯨により、更なる世界中海洋での大型種激減生息数回復停滞招きシロナガスクジラ等の一部個体群消滅、または回復不能にまで追い込むほどであったソ連違法捕鯨捕獲したジャポニカ種は、判明している限りでも700頭弱に上ったソ連では鯨油軍事目的利用していたため軍事機密であり、当時連邦科学者達監視され一切捕獲記録強制的に破棄され国際捕鯨委員会には実際捕獲数よりも遥かに少ない数を報告していたとされる。これらの情報は、連邦崩壊後の2012年に、当時連邦科学者達による公開資料判明した。なお、この違法捕鯨には日本モニタリング義務怠り少なくとも放置および互い違法捕鯨機密保持という形での関与明らかになっている。 結果的にセミクジラ減少原因日本米国ソビエト連邦捕殺による影響多重的に作用したという意見出されている。

※この「密猟」の解説は、「セミクジラ」の解説の一部です。
「密猟」を含む「セミクジラ」の記事については、「セミクジラ」の概要を参照ください。

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