宣徳とは? わかりやすく解説

せん‐とく【宣徳】

読み方:せんとく

中国、明の宣宗時代(1426〜1435)の年号また、このころ鋳造され通貨である宣徳通宝のこと。

明の宣宗の勅により、1428年作られた鼎(かなえ)などの銅器。「大明宣徳年製」の銘がある。宣徳銅器


宣徳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/20 15:59 UTC 版)

宣徳(せんとく)は中国代の元号1426年 - 1435年)。第5代皇帝宣宗の在位中に使われた。このため宣宗は宣徳帝と呼ばれる。




「宣徳」の続きの解説一覧

宣徳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 14:05 UTC 版)

中国の陶磁器」の記事における「宣徳」の解説

宣徳期(1426 - 1435年)には青花の器にも年款銘が入れられるうになる青花作調には永楽期と大きな差は見られない。この時期には色釉白抜き紋様表したものや、青花上絵付け技法併用したものがみられる白抜きとは、紋様部分盛り上げ、その部分避けて釉を掛けたもので、釉を掛けた場合は地が藍色になり、紋様部分白く浮き出る白花)。このほかに白磁紅彩青花紅彩、黄地青花などの2色を用いた磁器製作された。たとえば、黄地青花は、コバルト顔料紋様描き透明釉掛けて火度焼成した後、地の部分に黄釉を塗り詰めて再度焼成するもので、釉下彩青花)と釉上彩(黄釉)を併用している。これらは五彩のように図柄自体複数の色で描くものとは異なり紋様と地を別色で表したのである。この時期五彩遺品少ないが、景徳鎮珠山官窯址から出土した五彩蓮池水禽紋盤、チベットサキャ寺伝来五彩蓮池水禽紋鉢などが知られる

※この「宣徳」の解説は、「中国の陶磁器」の解説の一部です。
「宣徳」を含む「中国の陶磁器」の記事については、「中国の陶磁器」の概要を参照ください。

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