外部プロデューサー導入とは? わかりやすく解説

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外部プロデューサー導入

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 01:46 UTC 版)

THE YELLOW MONKEY」の記事における「外部プロデューサー導入」の解説

PUNCH DRUNKARD TOUR終了後吉井休養期間シングル候補曲10曲制作した。さらにバンドサウンド見直すためのミーティングが行われ、シングル作品朝本浩文森俊之笹路正徳などの外部プロデューサー導入する「コラボレーションシリーズ」を行う。吉井は「とにかくバンド続けていくため2000年シングル多くリリースする」という方針決定。その理由として、「長期間休んだ後に良いものを作れ自信がなかった。バンド色々なことを一つずつ直していきたかったから」と語っている。 後に吉井は「自分楽曲他人に委ねることは、よく考えれば、もう終わったってこと」とし、この時期活動否定的なスタンス立っているが、反面このまま手癖続けるわけにもいかず、30代40代バンド続けていくため必要なことだったのも事実ともしたまた、招聘したプロデューサー陣は「このままがいい」などとし、バンド吉井狙いとは裏腹にサウンド面へ変化もたらすディレクションはあまり受けることはなかったという。 8thアルバム『8』の楽曲レコーディングのためにロンドンへ向かった際、当時メンバー多忙だったこともあり、スタジオ吉井一人かいないという状況が続く。メンバーとの温度差感じ始めた吉井が、帰国後の2000年3月18日バンド所属事務所ボウィンマン(BOWINMAN)に社長含む関係者集め「俺をクビにしてくれ」と頼み込みバンドへの不満を投げかけた。バンド存続したが、「微妙な距離感生まれた」と吉井語っている。ただし、後に廣瀬は「俺をクビにしてくれ」という発言直後に「そりゃねえだろ!」の突っ込み廣瀬入れるなど雰囲気決して暗いばかりではなかったと語っている。 吉井発言の後、事務所沈黙続いたが、そこへコロムビア時代プロモーション担当者である中原繁の訃報電話鳴った中原はかつて「JAM」懸命に売り込みヒット導いたそれまでヒット路線逸脱する「JAM」コロムビア容易に認めなかったが、そのコロムビア社内にあって中原奮闘し、『ミュージックステーション』にバンド引っ張り「JAM」を歌わせた。中原急死伝え電話により解散危機回避され、「少し休もう」と、THE YELLOW MONKEY活動休止期間に入ることになった2000年7月リリースされた22ndシングルパール』、同年7月リリースされた8thアルバム『8』は吉井セルフプロデュース作品となった。『8』のアルバムツアー行われず国内ロックフェス参加。しかし、そこでの吉井ノーメイクジャージ姿という格好出演。「はたから見ても異常、イエローモンキー引き受けていない」状態であった同年12月30日、『CDTV年越しプレミアライブ』に緊急生出演吉井が「ツアー終わったら、俺たちプー太郎になっちゃうけど…」とコメントした後、23rdシングルBRILLIANT WORLD』を披露し番組トリを飾る。これが活動休止前実質THE YELLOW MONKEYとしての最後TV出演となった2001年1月8日に初の東京ドーム公演となる「メカラ ウロコ・8」を行う(詳細後述)。吉井は「最後東京ドームライブ死んでた。(中略)なんの気持ち昂りもなかった」「とにかくこれをやったら終われる。やっと休める」といった気持ち持っていたという。初の大舞台にも関わらずメンバーステージ裏で円陣組んだ会話をしたりすることもなく淡々としており、「振り返ると、それだけモンスターバンドだったんだなあと。(中略)もう本能でやれる」と胸懐した。

※この「外部プロデューサー導入」の解説は、「THE YELLOW MONKEY」の解説の一部です。
「外部プロデューサー導入」を含む「THE YELLOW MONKEY」の記事については、「THE YELLOW MONKEY」の概要を参照ください。

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