土岐頼芸とは? わかりやすく解説

土岐頼芸

読み方とき よりなり

美濃国主。姓源、名は宗芸、法名龍岳、文閑(文関)、宗源小栗宗丹に筆意学んで山水人物画に巧に、又和歌能くする後家斉藤道三秀龍に居城押領せれる。晩年には明を失う。天正11年(1583)歿、82才。

土岐頼芸(とき よりあき) 1502~1582

二郎 左京大夫 美濃守
◇父:土岐政房 室:六角定頼女、一色義清女 子土岐頼栄、頼次、頼宗、頼元、頼勝、頼昌
 美濃・土岐氏一族西村勘九郎(斎藤道三)に擁立されて、当主の兄政頼を逐い11守護となる。しかしやがて自身も道三に逐われて、一度和解して帰国する再度追放以後越前甲斐上総流浪最後斎藤氏滅びた美濃戻り死去

土岐頼芸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/09 06:17 UTC 版)

土岐 頼芸(とき / よりのり/ よりあき / よりなり / よりよし)[注釈 2]は、戦国時代美濃国守護大名土岐政房の次男。


注釈

  1. ^ 一説に一色義清の娘または『美濃国諸家系譜』によれば母は一色義遠の娘(つまり稲葉一鉄の姉又は妹にあたる)。後に斎藤道三の側室となった。
  2. ^ の読みは諸説あり明確ではなかったが、頼忠の菩提寺である禅蔵寺の過去帳に芸(ノリ)のルビが記載されていることが平成20年(2008年)に明らかとなっている[1][2]

出典

  1. ^ “土岐頼芸の読み方は「よりのり」? 大河ドラマでも変遷、新資料発見”. 毎日新聞. (2021年9月8日). https://mainichi.jp/articles/20210908/k00/00m/040/072000c 
  2. ^ 小和田哲男『明智光秀・秀満』ミネルヴァ書房〈ミネルヴァ日本評伝選〉、2019年、41-42頁。 
  3. ^ 佐藤圭「土岐大膳大夫入道宛朝倉義景書状」、『龍ヶ崎市史研究』9号、1996年
  4. ^ 『夷隅町史 資料集』、2002年
  5. ^ 滝川恒昭執筆文『夷隅町史 通史編』、2004年、183-184頁
  6. ^ 等光寺|土岐頼藝の遺子大圓が創建


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土岐頼芸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/07 16:10 UTC 版)

国盗り物語」の記事における「土岐頼芸」の解説

美濃守護大名土岐政頼の弟。兄との相続争い敗れた後、郊外鷺山に館を与えられ逼塞し、以後毎日遊芸明け暮れて生活していた。しかし長井利隆連れてきた道三を知りその多種多芸な才に魅了され閑暇持て余してたことから無聊慰め役として臣下加える。道三が魔術的な策謀自身守護職就けたことによって改めて道三に傾倒し無二の能臣として大い寵愛した。その日常は懶惰極め昼夜問わず酒色耽るばかりの生活を送っている。唯一の取り柄画才で、その筆によるの絵は「土岐」と呼ばれて京の好事家の間で珍重されているが、画才なければ何のためにこの世存在してかわからないよう人物怠惰多情であるという頼芸の人物見抜いた道三は、酒色惑溺させて政務から遠ざけ自身美濃国実権握った

※この「土岐頼芸」の解説は、「国盗り物語」の解説の一部です。
「土岐頼芸」を含む「国盗り物語」の記事については、「国盗り物語」の概要を参照ください。

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